兜町 放浪記

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新日本理化

6月の米雇用統計の読み方

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最大の月例イベントである6月の米雇用統計発表があったが、数字的に悲観されるようなレベルではなく、好感されるレベルでもなかったといえる。NY株式市場の反応をみて後講釈でマイナス評価されそれが定着するのだろう。

雇用者数等が大きく改善すれば、マ−ケットが米国経済の底堅さを評価するのかといえば、それによりQE3が目先遠のいたと評価され反落したかもしれない。指標が大きく悪化すれば実体経済を悲観する動きが加速するかもしれないし、強力なQE3発動の引き金を引く期待感から買われるかもしれない。結局のところ前向きにとらえる材料性に乏しい内容だったということなのだろう。

それにしても東京市場の市場参加者が米雇用統計に一喜一憂するわけだが、自国の雇用統計が株式市場で材料視されたことがあっただろうか?日本の失業率で何%なら売りだ・買いだなどと聞いたことがない。毎月の新規雇用保険申請者数とかボタンひとつで簡単にわかりそうだがそういうところには金を掛けてないのだろうか。それより新規の生活保護申請者数を公表したほうがもう少し国民もピリッとするだろうに。

とりあえずの目先のイベントは通過したワケだが、ユ−ロ/円が97円台と揺れてきた。来週も買えない材料ばかり目に付く地合に変化はなさそうだ。

(9678)カナモト・・・・・今期業績が絶好調なだけに高値トライの動きになっている。毎年10月に株主優待の権利取りで需給が引き締まるので面白い。
(4406)新日本理化・・・・・時々の鐘の音3羽ガラスの中で、一番値動きが演出されやすい銘柄だろう。純正仕手株と割り切りが必要だが、ケイタイでザラバ監視ができる世の中となっては、本尊も仕事がやりにくい時代なのだろう。素人が昔のプロまがいの高速回転売買を当たり前のようにやってくるから気の毒だ。鐘がまだ響いているうちに逃げられるんだから刺激を求めるなら売り参戦もおもしろい。
(8830)住友不動産・・・・・ここの日中のボラは魅力的。ほぼ日経平均に寄り添うから、翌日のNYの○●予想ができれば十分だ。

(4406)新日本理化に注がれる思惑(その1)

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(4406)新日本理化に熱気が戻ってきている。3/2につけた1297円を天井に4/9の452円まで800円を超える棒下げを演じたところからの第2ラウンド切り返し相場が展開し始めている。その引き金を引いたのが大物筋として市場に名が通る本尊のブログ更新であったことは紛れも無い事実である。いわゆる仕手と呼ばれる個人・グル−プが堂々と証券コ−ドを明かし、不特定多数の一般投資家に相場指南するケ−スは証券史上類を見ない現象である。

市場の注目を集めるこの銘柄の先行きを論じても所詮野暮なことだろう。個々の投資家にはそれぞれこの株に対する異なる時間軸があり、1時間なら的を射抜くことはできても、1日、3日、1ヶ月となれば正解は異なってくる。後講釈なら簡単だ。現時点で2日連続ストップ高している状況で、ここでは希望的観測を極力排して少し考えてみたい。

ブログの更新日は4/17昼頃か。前場ザラバで値段を切り上げ始めたが、ザラバ商いは可能だった。鐘が鳴った後場スタ−トから買い気配での上昇がはじまった。ここを起点として考えると、買いたくても買えない展開は4/17後場と4/18終日の2日となる。基本、売り禁、かつ増し担規制中なので現物投資が大半と考えられる。ようするにきわめて純粋な札束の殴り合いといえるかもしれない。

早い段階で売り禁となり、兼松日産型の踏み上げが難しくなったことは疑いの無い事実だろう。兼松日産のように薄商いの中をそよ風に漂う花弁のごとくひらひらと上値を切り上げる展開をイメ−ジするなら、相応の資金の現物買いで玉沈潜させる必要がある。仮に昨日S高の700円で出てきた100万株一本値で全部買っても7億円程度だ。この額が大きいか小さいかは本尊の実績から考えるだけ野暮だろう。

空売りの踏み上げ(買戻し期待)という潜在買い玉も、HPを更新するときに群がる提灯筋の買い注文も需給関係的には何ら変わり無い。同じ買い勢力だ。つまりこの本尊には、もはや空売りを積み上げる必要がないのである。HPを更新すれば買い戻しと同様かそれ以上の効果が発現するスイッチを手にしているのである。この事実は株価の先行きを考える上できわめて重要ではないだろうか。

最近のザラバ売り板の薄さには、数万程度の売り・買いで20円程度すぐに居所をかえる危うさがあるが、今後も提灯ホルダ−の利食い売りを吸収し浮動玉が枯れ切るようなら、手放したら負けの展開になるのではないか。

(6501)日立製作所・・・・・何度も書くが、今年一年はこの株が東京市場のシンボル的存在になることは間違いない。
(6506)安川電機・・・・・20日決算発表予定。この静けさで突っ込めるかが男の見せ所だ
(6754)アンリツ・・・1000円接近は買い。
(6135)牧野フライス・・・・・・押したところは追撃買い。

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出直り機運が漂う(4406)新日本理化を狙う

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(4406)新日本理化の出直り機運が高まってきた。3/2につけた1297円から4/9の452円まで約1ヶ月間にわたる棒下げで65%下落した。理想の下げを望むなら半値8掛け2割引の415円どころまで、さらに高望みするならオ−バ−シュ−トして380円どころがあればスピ−ド感のあるリバンドも期待できようものだが、ここ数日のザラバの印象はヤレヤレの売り物が消え、下値で突っ込んだ提灯筋の利食い売りがメインになってきたようにも見える。すでに万人周知の仕手株の主役だ。ベクトルを上方向に感じる投資家が増えれば底堅さ・底打ち感から反騰するだろう。

ここからさらに下押したとしても100円程度あるかないか、と思えばいい水準ではないか?100円下押すかもしれないが、30円高ならひと吹きで飛んでいく。そんな個性をもつヤツをほっとくのは小生らしくない。今のタイミングが追い討ちをかける好機のような気がする。

所詮仕手材料株じゃないか。あぶく銭であぶく銭をすくう欲深い己を自覚しつつ熱くなれる人生もまた良し。仕手株の命運は尽きても投機を好む投資家は市場からいなくなることはない。凍える株式市場の中にあって買いで取れる希少株として新日本理化は投資家の間で名を残すはずだ。

本尊なるものが存在するのかもわからない株が投資家の熱狂で再点火する日は近いと読む。昨日大引けが481円。今日4/13朝はNY市場が180ドル高で引けて来た。主力株全体が好地合となれば、仕手株はマイナス圏での踊り場か?。今日は13日の金曜日。買いにくいここから静かに参戦だ。

(4406)新日本理化・・・・・500円前後で荒っぽい動きだが、売りも買いも成り行きの豆鉄砲がほとんどだ。底値で買うのは困難なので、目をつぶって、耳を塞いで買う。しびれるから買う。それでいいじゃないか。
(8031)三井物産・・・・・こんな株でもデイトレで大きくとれるところを見せつけてくれそうだ。総合商社が熱い日になる。伊藤忠、丸紅も火がつく予感。
(9104)商船三井・・・・・・海運市況はここ数日急騰している。この押し目は買い場。
(8830)住友不動産・・・・・この株のパンチ力は魅力的。引け買い翌朝売り・引け売り翌朝買戻しでコツコツと。

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B面の名曲

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レコ−ドを見たことも無い世代が増えてきている。プラスチック製の円盤状の物体?をみせてもそこに音が刻まれていることに不思議な感覚をもつようだ。以前、めい子の七五三のお参りの時、神社の本殿内にあった石油スト−ブをみて「何これ」といったのに驚かされたこともあった。年を重ねたせいか、20年前には当たり前だった光景から姿が見えなくなってしまった生活必需品が多いのによく気がつくようになってきた。

レコ−ドを知っている世代といってもCDもダウンロ−ドも利用する世代といっていい。進化の過程を経験できただけでも贅沢な世代なのかもしれない。レコ−ドには表裏がある。裏にあたるB面の曲で人々の記憶に残る名曲を歌う歌手は世代を問わない実力をもつ。これが30年前の二十歳の表現力だ。

山口百恵の「美・サイレント」(1979年3月1日発売)のB面の曲だ。曲名は「曼珠沙華」。いつ聴いても自分よりも常に年上の女性を感じる歌い手だ。40を超えた今でも、二十歳の小娘に人生の機微を気付かされる。そんな気がする。

今の二十歳と昔の二十歳を比べてしまうことがある。それ自体何の意味も無いことだが、明らかに精神的な成長は昔の二十歳のほうが成熟したものだったように感じる。こどもじみた言動や行動が目に付く近年の成人式の不様なニュ−スを見るたびに今の二十歳に幻滅してしまう。全体のごく一部の特異な例と思いたい現象だ。精神の国が壊れてきている。

(4406)新日本理化・・・・・・引き続き半値8掛け2割引はほしいところ。
(8001)伊藤忠商事・・・・・・配当落ち後の調整局面からそろそろ上に。
(9104)商船三井・・・・・輸出回復なら海運株にとわかりやすい人気株。

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↑今日の強風で桜が心配だ。


デジャブ

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昨日(4406)新日本理化が前日比205円安の1075円となり16%を超える下げとなった。やっと仕手株にふさわしい振幅を刻み始めたようだ。そもそもこれまでの上昇ぶりは仕手株には似つかわしくない極めて優等生的な右肩上がりの上昇だった。本尊と目される知らぬものはいない強力筋のネームバリュ−で、その関連と噂されるだけで値を飛ばす銘柄が続出した光景は30年前から同じものだった。まさにデジャブだった。

この先、新日本理化が本格崩壊するのか、ある地点で切り返すのかここで予想しても何にもならない。ただ小生の経験則では本物の仕手株なら一時的な崩壊(この表現は逃げではなくはきっちり再びエンジン点火があるとの意味をこめて使う)をしても半値8掛け2割引を下回るところから再び高値を目指すというそれぐらいの芸当をするものである。

新日本理化の半値8掛け2割引とは412円となる。そこまでこなくてもコツンと入るのは値ごろ感ではなく、某有名ブログの更新文章次第といったところか。今日4桁を維持するか、反騰するか、もしくは900円どころに下落するのか。市場の注目が集まる一日となる。

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