兜町 放浪記

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宇部興産

大引け買いの寄り付き売り

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昨日の東京市場は終日堅調に推移し日経平均はしっかり、20800円台をつけ15年ぶりの水準となっている。ギリシャ問題が今週中にも決着かとの思惑が売りを引っ込ませ、内需関連株が幅広く買い進まれる1日だった。

分単位のデイトレ−ドに明け暮れていると、1日のボラティリティに乏しい銘柄を無視する傾向がある。これはと思う銘柄情報が引っかかってきた時、まず時系列株価で日々の高安幅をパッと見ては妙味あるなしをジャッジする癖がついてしまっている。

全般相場がじり高を刻むとき、1日の上昇幅に入り込む余地が無いけれど、日足ではこつこつと陽線を重ねていく銘柄がある。今で言えば業種的には化学・地銀・小型鉄鋼あたりだろうか。

そのような株には、東京市場の引け後の海外で波乱さえなければ、「明日の寄り付きも小高くはじまりそうだ」といった買い安心感がある。日中5円抜くのは容易でないが、明日の寄り付きは10円高で寄るだろうと思わせる流れだ。

そういった銘柄は会社も株価も地味である。加えて業績も堅実であれば申し分ない。そうした銘柄を探していきたい相場環境ではないか。
(8202)ラオックス・・・・・インバウンド関連株の代名詞。500円台も時間の問題。
(4183)三井化学・・・・・株価はモッサリ動く。その鈍重さが安心感でもある。
(4208)宇部興産・・・・・この株が動き出すときは全体相場が相当強いときだ。
(2342)トランスジェニック・・・・・4桁で大暴れしそうな気配濃厚だ。

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復興特需の影が見えてくるか

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これまで欧米市場の混乱に付き合うかたちで震災後安値の更新まで叩き売られた東京市場。海外の落ち着きとともに3連休前に買戻しが進んだ形だが、長年安値慣れしてきたマ−ケットだけに、反発力は鈍いものとなっている。個別株に目を向ければかなり割安な水準まで売られているものが多く、割安感は強い。

世界経済の景気後退の指標や発言によっては、ふたたび安値を見に行く展開がいつ襲ってきても不思議ではない空気が充満しており、その分空売りが入りやすい。このことは相場の転換期に必要不可欠な動きでもある。空売りを巻き込んだ新しい動きになってくれば、投資マインドも好転してくるだろう。

国内的には総額12兆円の復興のための補正予算が閣議決定され、いよいよ震災復興が本格的に動き出す。金融マ−ケットはここ数ヶ月間は総悲観で悪材料のみに反応してきたが、内需は確実に刺激されるので実体経済は底堅い動きを期待していいのではないか。

ただし自動車を除く、輸出関連株は為替の反転が期待できない間は、物色の圏外に放置されるだろう。復興関連株として、公共工事の素材・資材関連株が人気化するような地合となれば個別株が集中物色される環境が訪れる期待がもてる。(dfb)

(5423)東京製鐵・・・・・いつのまにか地味なボラの株になってしまった。オールドファンが多い銘柄。復興需要を織り込んでいない。
(4208)宇部興産・・・・・万年低位株。クセの悪いところがあるが、業績はしっかり。セメント事業に目が向いていい。
(6506)安川電機・・・・・中国イメ−ジだけの不安感でボロクソに叩かれた筆頭格。上下のブレはデイトレに最適だろう。
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↑運動会の多い3連休だろう。