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3.11の揺れは首都圏でも凄かった。続けざまに3発、5発、10発と余震が続き「これは尋常ではない」と悟りながらも投資家として下心が押さえきれなかった。大津波やまさかの原発事故までの想像力が無く、その日に下押した株を胸躍らせて買いまくった。翌日、翌々日とストップ安で「災害は買い」が兜町で通用しなくなったはじまりだった。このことは私の3.11の語り草にしている。
震災以降の東京電力株の推移が、当時の日本経済と株式市場心理に大きくマイナスの影響を与えたことに議論の余地はない。株価の下落もさることながら、当時はの政治の機能不全があらゆる面で目立っていた。震災直後から大きな政治決断と国民が実感できる政策決定が皆無であったことは、中身の伴わない政治主導の名の下に展開された民主党・菅政権の政治ごっこの産物であった。
政治家のリップサ−ビスを期待したのではない。世論の反応はどうあれ、正論を正面突破で突き進むエネルギ−が全く感じられなかったのである。たとえ総理大臣でも、一人では何もできない。人を動かす器量と知恵がなかった。周りに何の相談もなくメディアに発信をしてそれを既成事実にしていく手法が当時の菅首相のやり方であった。当然、誰も面倒を見てくれない。
その結果、東電処理スキ−ムの実行についてまったく先が見えず、やるのかやらないのか誰もわからない状況に陥り、電気料金の値上げはけしからんとする発想に相乗りする姿勢をとり、復興財源を国民負担に求めることに踏み込めない全てが停滞する事態となっていた。党内ですら多数派を形成できない人物が国の舵を離さないでしがみついていた暗黒の時代だった。二度とあのような政治体制はご免である。
(5381)MIPOX・・・・業績好調の復配銘柄。3月期末10円配を取って良い銘柄だろう。
(247A)AIロボティクス・・・・3月末で株主優待もある。業績は上方修正済みで高成長がつづく。