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昨日の東京市場は日経平均が496.29円高となり大幅続伸となった。ＮＹダウが44000ドルを突破する地合いでは積極的な売り仕掛けもしずらいところだが、「やっぱり弱い」と失望売りに慣れている投資家が戻りを叩く流れは健在のようだ。
今朝のNHKニュースが「脱炭素社会の実現に向けて政府は、薄くて軽く、折り曲げられる次世代の太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」を2040年には、原発20基分に相当する20ギガワットまで普及させる目標案をまとめたことがわかりました。」と報じている。日経新聞でも一面でこのニュースを報じている。
原発再稼働すらハードルが高い政治状況で、新規原発の増設は至難の業だ。その中で「原発20基分」に相当するエネルギー供給源に「ペロブスカイト太陽光電池」を整備する方針はその規模から言って国策のなかでも最大規模と言える。
かつての超電導技術のように開発から運営までに30年から50年かかってしまうようでは情けない。今回政府は2040年という具体的な時期まで設定してきた。15年後までにという時間軸は決して長期戦ではない。同材料を株式市場が囃すには絶好の年末相場になるだろう。
（6255）NPC・・・・薄膜系太陽電池製造装置を手掛ける同社がペロブスカイト相場を牽引する可能性がある。
（215A）タイミー・・・・1000円割れからリバウンド局面へ。
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