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昨日の東京市場は朝方から日経平均が下押し、一時38000割れとなるなど前2日間の反発を帳消しにする流れとなっていた。そこに後場14時を過ぎたところでバイデン政権が8月に公表を予定する対中半導体輸出規制から日本企業を除外すると報じられ日経平均は一気に切り返して取引を終えている。
珍しく日本に寛容な米国の決定だが、トランプが勝てば簡単にひっくり返る気がするのは私だけだろうか。この機に乗じて漁夫の利を得ようものならガツンと円高のお仕置きを食らいそうで心配だ。
ここ最近、日米が半導体開発で協力しようとするニュースが増えてきた。中国の半導体技術の向上と経済安全保障の観点から先端半導体技術を押さえておきたい米国の意向が強い。今回の対中規制に日本を除外したことを素直に喜べるのか。つまるところ日本企業の技術力が「最先端」に値しないと安く見られたのではないだろうか。
かつて世界の半導体市場は日本企業でそのほとんどが占められていた時代があった。シェアを落しても「高価格帯・技術的先端商品は日本が優位性を確保する」など呑気に構えていたところであっという間に没落してしまった。
まさか、中・台・韓企業に半導体市場を席巻されるとは、多くの日本人は思わなかっただろう。超円高策の成功で貿易立国が2流国に成り下がってしまった。まさに隔世の感がする日米半導体協力の報である。
(6920)レーザーテック・・・・下げ過ぎ感が有りながら円相場とNVDAの調整が重しだった。短期的なリバウンド相場となりそうだ。
(4475)ヘンゲ・・・・これまで毎度1000円割れが押し目買い域となってきた。9日予定の決算発表で上にも下にも大きく振れそう。