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今日の東京市場は利食い先行のスタートになりそうだ。円相場で為替介入が実施された158円近辺まで戻してくるなど介入効果が剝げ落ち、今後株式市場が円安を歓迎するムードにはなりにくくなる雰囲気が醸成されてきた。
昨日の大引け後に注目されたインバウンド指標が公表されている。日本政府観光局(JNTO)によると、2024年5月の訪日外国人旅行者数(推計値)は2019年比9.6%増の304万100人となり、3月以来3か月連続で単月での300万人超えが続き、5月単月では過去最高だった2019年(実数:277万3091人)の数値を20万人以上も上回った。
これも円安を背景に「安いニッポン」を実感する海外観光客が殺到し、インバウンド消費による地方観光都市までもが潤う循環となっている。しかしながら昨日の株式市場では百貨店株が総じて売られていた。
【3099】三越伊勢丹が一時6%強の下落となっていた。1週間前の高値から約16%の調整急で荒っぽい展開だ。直近でモルガンとGSが目標株価を大幅に引き上げたが、翌日から天井を打つチャートになっており投資家が賢いのか、証券会社のレーティング付与の行儀が悪いのか、摩訶不思議な動きだ。
個人消費が落ち込むニッパチを控え、インバウンド特需と国内個人消費の盛り上がり度合いに警戒感が出ているのかを判断するには今日の百貨店株の動きがリトマス試験紙となりそうだ。
(8233)高島屋・・・・EPS190円超では株価は割安に映る。定額減税で個人消費喚起が続く。
(9722)藤田観光・・・・往年の仕手株。かつては含み資産株として株式市場で人気を誇っていた。

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