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今日の東京市場はNYダウがしっかり、円相場は安定の156円台で買い先行の1日となりそうだ。主要企業の決算発表がピークを迎えているが昨日は注目のソニーが業績開示を行っていた。
ソニーといえば昭和から令和にいたるまで「国際優良株」「ハイテク銘柄」の代名詞にふさわしい企業だ。いまでは金融・ゲーム・映画・音楽といったサービス部門が目立つグループ企業に様変わりしているが、かつては株式市場において「ソニー・ファナック・TDK」が値嵩株として認知されていた。
ソニーは昭和からの正真正銘の値嵩株として株価5桁でここまで存続してきた。近年、低位株がこぞって株式併合1→10を実施し、株価は10倍の3000円〜5000円銘柄が増えてきた。それにより「値嵩株」のバッジは意味を失ってしまったが株式併合をしてこなったソニー株の5桁は風格が違う。
そのソニーが株式5分割を発表した。ソニーの株価は5分の1となりおそらく2500円前後からの仕切り直しとなるだろう。同じく株式分割銘柄となった名門企業・三菱重工などは分割前に併合をおこなっており結局、行って来いに違いは無い。ソニーと同列に株式分割を見てはいけない銘柄ばかりだ。
（6758）ソニー・・・・出遅れ顕著。日本製鉄や三菱商事、郵船が活躍しても蚊帳の外にあった分、相場の天井は高い。
（4894）クオリプス・・・・決算発表を明けて株価上伸。日足チャートはボリバン中央線を回復、突飛高前夜の気配。
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