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今日の東京市場はNYダウの調整安をうけて軟調な展開が予想される。4月に入り日経平均は急落のスタートとなったが昨日は指数(日経225)では小反発しているもののTOPIXは下げ、グロース指数は急落しており地合いは悪い。

35年前の高値形成から急落に転じた時、誰もがその急落のスピードに状況判断がつかなかった反面、それまでの強気相場に慣れ切って下げに対し余裕かつ鈍感になっていた。

高値圏でのもみ合いにも「上値が重い」と見るか「高値圏で頑強」と見るか、まさに紙一重だ。「どうせまた切り返してくる。」と高値でも預金モノにでも預けているかのように株価すら見なくなってくる。

最近の市況がどうも当時の雰囲気に似てきている。利が乗っている株を長期投資としてメンテナンスしないのは危険だ。「利食い千人力」は大切だ。4月は急落に備えたい。
(8830)住友不動産・・・・地価上昇を織り込む相場に入っている。インフレ時代となれば含み資産株相場がやってくる素地。
(4397)チームスピリット・・・・デロイトトーマスとの協業開始で昨日後場に株価が急伸、大商いをつけた後、急落するなど極めて異常な動き。好材料を無視。

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