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旧エルピーダメモリのトップとして日の丸半導体の骨を拾う役割を背負わされた坂本幸雄氏が亡くなった。経営手腕を語られる前に、必ずと言って良いほど出身大学が日本体育大学であることで話題になった人物だ。
エルピーダメモリが資金繰りに行き詰まり上場廃止に追い込まれた時、その株に投資をして紙切れ同然になった投資家のひとりである。韓国・台湾といったかつて日本が技術指導をしてきた国々が師匠をなぎ倒していった。
日立・東芝・NECが世界の半導体市場を支配した時代、欧米・東南アジアは当時の日本の精密加工技術をもってすればライバルではなく先生と生徒のような関係と思い込み手を差し伸べる対象であった。それが現在では繁栄と焼野原の違いである。
台湾のTSMCが熊本県に建設した日本で初めての工場が完成し、24日に開所式が行われた。日本政府は総額で最大1兆2000億円余り補助し外資を支援する。これが日の丸半導体企業エルピーダに充てられていれば思うと悔やみきれない。
（5381）マイポックス・・・・かつて日本ミクロコーティングという社名で鳴り物入りで上場した値嵩株だった。パワー半導体関連銘柄として裏稼働を突っ走る。
（4397）チームスピリット・・・・出遅れ修正場面。業績赤字は計画通りでこれから収穫期を迎える会社だ。
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