


今日の東京市場は米CPI無事通過とそれを受けたNY市場の3日続伸を好感して日経平均は大幅高の始まりとなりそうだ。今朝の日経先物が昨日比500円ほど高い水準にあることで33300円どころを伺う上昇場面も期待できる。
米国の物価情勢はインフレ加速期からようやく減速傾向が示されており、追加引き締めが不要となりそうな雲行きだ。NY株式市場はそれを敏感に感じ取りCPI発表後に急騰している。
金利上昇場面の終了となれば早くも次の緩和期入りが意識されるが、行儀の悪い過度な株高を演じては個人消費を押し上げ物価上昇再燃となりかねずなんとも悩ましい。
それにしても米金融当局(FRB)の金融調節は実に巧妙でしっかりといい仕事をしてくれる。日本経済を破滅の淵に追い込んだ政府日銀のバブル退治から経済崩壊までの超円高・超緩和とは次元の異なる結果をもたらしそうだ。
(3649)ファインデックス・・・・第3四半期決算も好調、チャートは緩やかな上昇トレンド継続。
(2412)ベネフィットワン・・・・エムスリーによる公開買い付け開始。上場は維持されるようだ。