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今日の東京市場は寄り付き前の日経平均先物が32000円に乗せて推移していることから全般しっかりのスタートではじまり、買い戻し優勢の展開となりそうだ。NYダウが小高いことと、149円台の円安を好感してひとまず空売りの積みあがっている銘柄を中心に個人投資家のデイトレが活発になりそうだ。

昨日は半導体関連株の雄【6920】レーザーテックが急騰した。前日のNY市場でエヌビディアや半導体世界最大手のインテルなどをはじめ半導体セクターが買い優勢となり、フィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指数）が25日移動平均線を上回り底入れ波動を鮮明としたを好感した動きとなっている。

それと入れ替え戦のように海運株が売り物に押されている。川崎汽船は前日の357円高の行って来いとなる354円安となるなどテクニカル面でも今日の動きに注目が集まる正念場を迎える1日だ。

半導体産業といえば今や自動車産業に匹敵する裾野の広さで日本経済を支えている。政府が外資メーカーの誘致に税金を投入してでも躍起になるのは当然のことだ。製造装置、素材、部材、薬品、計測器、空調機など半導体製造にかかわる会社をもう一度洗い直す時だ。
（6131）浜井産業・・・・かつての東証2部のなつかしい顔だが、業績は堅実。シリコンウエハー事業も。
（5381）MIPOX・・・・半導体研磨材供給。業績のブレが大きいがそこがチャンス。