1日1回、ランキングバナ−のクリックにご協力ください。日々更新の励みです・・・


今から約7年前のこと。記憶にある方がどれほどいるかは疑問だが当時の株式市場では「テ−マ株」として定着するであろうか微妙なところの「ロシア関連株」が人気化していた。仕手がかった【6445】蛇の目ミシンや【4616】川上塗料が盛り上がったが、エネルギー資源開発の思惑があって今をときめく商社株などにも物色人気が集まったが相場の寿命は数日だった。

日露両国の間に刺さったトゲを抜くには「領土問題が先か、経済協力が先か」といったことで70年間も動かなかった2国間関係をどちらか片方が修正し、動かす必要がある。それが日本側であって何が悪いという政治リ−ダ−が出てきたのが当時の安倍首相だった。

そもそも地球上で隣国同士で仲むつまじい二国間関係など米・加などせいぜい2つか3つ程度なのである。国境を接する者同士つねに国境紛争を経験し、関係悪は当たり前で、その隣国の先にある国と手を結ぶことが多い。敵の敵は味方の論理である。

先の大戦の終戦間際に、当時のソビエトに仲介を期待して見事に裏切られるなどどこか信用できないトラウマが日本側にあるのが事実である。ロシアに助けられたことなど1度たりともない現実と、ウクライナで起きている現実から学習しなければいけないことは多い。

日本側は戦後70年間、四島一括返還を頑なに守ってきたおかげで、何らかの譲歩したときのロシア側を納得させる好印象となりうるものを手にしている、と思ってきたがウクライナ戦争で事態は1945年に戻ってしまった。日露関係は互いに相手を必要としていないことで均衡を保つ妙な関係が続く。
(6301)コマツ・・・・2024.3期が最高益更新予想は好感されるだろう。日立建機とともに景気敏感株が2024.3期に最高益予想なのは日本株見直しにつながる。
(5491)日本金属・・・・PBR0.26倍。丸1年相場が無い往年の仕手材料株として突飛高も。