


会社名を正確に読んでもらえる会社は意外と少ない。昨今ではIPO企業の多くがアルファベットやカタカナ社名であることも時代の流れを感じさせる。
株式投資をはじめた頃(昭和60年代)は、その多くが漢字の社名だった。人が株価を知るのが視覚からではなく聴覚からだった。証券会社に電話して証券レディに株価を確認する、短波ラジオで株価を知るのが主流だった。
だから会社名は省略してやり取りする文化があった。山陽国策パルプを「ヤマクニパルプ」と言い、王子製紙を「オウジガミ」、日本鉱業を「ヤマニッコウ」、日本航空を「ジャル」、ジャパンラインを「ジライン」、日本製鋼所を「アーム」と言った。
それを普通に使いこなすようになって、何だか株式投資の先にあった大人の社会に入り込んだような感覚を覚えたものだ。
(3109)シキボウ・・・・ここにきて繊維株がじり高。割安放置業種に出遅れ感。
(6200)インソース・・・・チャート妙味が指摘される。出来高も増加してきた。