


今日の東京市場はNYダウの小反発をうけて日経平均は小じっかりの展開となっている。4日続落で軟調つづきだったグロース市場が反発していることも個人投資家の心理を明るくしているようだ。
13日に上方修正を発表した【2767】円谷フィールズが押し目をつくらない高値頑強となっている。同社が公表した決算内容は23年3月期の連結業績予想について、売上高を1050億円から1170億円(前期比23.3%増)へ、営業利益を60億円から108億円(同3.1倍)へ、純利益を40億円から80億円(同3.2倍)とサプライズ感満点のものだった。
合わせて期末配当も増額しており株価の反応は過熱感のあるものではない。パチンコ・パチスロホール経営はコロナ禍を受けて急速に悪化している。その流れを変え得る環境の変化も見逃せない。
というのも、スマスロ・スマパチといった新基準機が承認され、これまで抑制されてきた射幸心を煽るとされたゲーム性が復活する動きに期待する業界関係者が多い。同社はウルトラマン関係の版権を持ち、ヘビーユーザー層に訴求するコンテンツを握っている。今後の業績拡大を予想することは無理なことではない。
(7370)エンジン・・・・ヤレヤレ売りも出尽くす流れ。ここまで売り込まれれば売りたい投資家自体がいなくなった。
(2767)円谷フィールズ・・・・かつてのサンリオ相場を想定したい。年末にかけてスマスロ人気が盛り上がると更に上を見る展開か。