


今日の東京市場はNYダウの一服をうけての取引となるが寄り付き前は日経先物高の反応となっている。日銀総裁人事の吉凶は誰にもわからないが米国株高から日本株が大きく乖離するような場面があればより短期売買色が強まってくる。
いま究極の買い場提供となっている銘柄に【7370】エンジンがある。3か月前に第一四半期決算を公表した翌日に値幅制限いっぱいの500円ストップ安に売り叩かれ、その後も一切反発せず連日の上場来安値更新をしてきた銘柄だ。
第一四半期の決算内容は13円の配当発表、対前年比売上・営業益ともプラスでとてもストップ安まで売られ狼狽売りを誘うようなものではなかった。
しかしながら、投資家に提示するIR資料の稚拙さや、開示能力の欠如で投資家の不信を買い、せっかくの好業績が水の泡となる会社だ。経営陣のお粗末さに信用期日がピークとなり買い建玉の強制投げで株価は暴落している。儲かっている会社の株価形成ではない。この手の銘柄のリバウンド相場は相当大きいだろう。
(7370)エンジン・・・・新興株の需給が複雑骨折するとここまで売り込まれる事例として良い教材となっている。
(6758)ソニー・・・・1年かけて売り込まれてきた。ゲームあり、金融あり、エレクトロニクスあり。日経平均よりソニーだ。