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名実ともに10月相場入りとなる今週の東京市場は買い手の薄い中で、売り物が途絶えない厳しい環境下にある。NYダウが下げ止まらず、年末相場に期待が持てない失望感が浸透してきている。

東京市場の雰囲気を悪くしているのが大幅分割落ちを経過した郵船・川崎汽船をはじめとした海運株の崩壊だろう。連続増配続きで、株主還元にも積極的だが現在の市場は今後の海運市況悪化しか視界に入っていない。

大幅増配、予想外の株式分割と、これまでの海運株のイメージが覆る大相場を演じた救世主的存在の海運株が個人投資家の余力を窮地に陥れる。

川崎汽船はPBR1倍割れ、PER0.83倍となりながら、じり安定着から反発すらない。まさに異常な光景が広がっているが、それに慣れてしまった投資家はだんまりを決め込んでいる。
(3660)アイスタイル・・・・アマゾン傘下入りでも株価500円未満とは、アマゾンも舐められたものだ。
(4480)メドレー・・・・全体相場の腰折れ前は、充実の上値追い態勢だった。売られ過ぎ感からもう一段突っ込めばプラチナチケットになりそうだ。