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昨日の東京市場は先週末のNY株式市場でNYダウが30000ドル割れから一段安を演じていることを嫌気し日経平均は722.28円安と大幅安となった。週明けのNY株式市場は続落となっており9月配当権利取り最終日である28日が近づくが買い気は戻りそうにない。

マクドナルドのハンバーガーが30日から150円に値上げだそうだ。食品メーカーの価格改定では数か月先に値上げ開始日を設定しアナウンスする手法が多いが、マックは今週金曜日からの実施と時間を空けない。

だらだらとマイナスイメージしかない値上げを妙な周知期間を設けることにどれだけの意味があるのか。今回のマクドナルドの値上げ手法は各業界に衝撃に似た示唆を与えることになろう。

子供の頃、サンシャイン60を見物してマックシェイクとハンバーガーの食事をすることはちょっとした贅沢モデルだった。それがデフレ不況下で菓子パンより安くなり「金欠の時はマック」となり、高校生がガリガリ君と同じ感覚で買えるものにまで落ちぶれた。2002年には59円までつけた。それが150円の食べ物になれば、顧客数を減らし、人手不足で苦労するバイト数も減らしながら利益確保できる。量より利益の追求が成功すれば、30年前を取り戻せるかもしれない。
（9107）川崎汽船・・・・配当・分割取り接近でも安値を切り裂く動き。7000円割れなら食指が動くか。
（3660）アイスタイル・・・・信用規制解除で一気に買い需要が高まる。アマゾン傘下企業にしては評価不足もいいところだ。