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今日の東京市場はNYダウの小幅安をうけて身動きの取りにくい膠着状態となりそうだ。市場を動かす心配事もなく、材料難のスポットに入り込んだようなお盆休み入り直前のマーケットだ。

昨日は熱波の中、総菜を買いにデパ地下に足を運んだ。コロナ感染の第7波が叫ばれる中、買い物客で店内は大混雑していた。日々の感染者数増加のニュースに怯え、自宅にこもる「巣ごもり消費」は完全に過去のものとなった印象だ。

その足でレストラン街に移動すると店頭は長蛇の列である。これもクラスターを心配するような雰囲気は微塵もない。家族ずれ、年配者のグループでごった返していた。

経済、特に個人消費はコロナを無視し始めている。医療現場のひっ迫具合は、人災と言っていい。ある部分は正常化し、ある部分は旧態依然の体制を維持する。デパ地下の盛況ぶりも、医療現場のそれも直視しない人々が増えている。
（8233）高島屋・・・・今月の権利落ち後の動きが興味深い。積みあがった空売りは消滅するか。
（1518）三井松島・・・・第2の海運を思わす業績変貌銘柄。昔を知る投資家は売り方になりそうだ。