


今日の東京市場はNYダウの小幅安をうけて身動きの取りにくい週末商いとなりそうだ。台湾沖で物騒な振る舞いをする中国だが、これまでも日常的に尖閣諸島で起きていることに株式市場は色めきだすことなかったことから相場への影響はほとんど無さそうだ。
国内の新型コロナウイルス感染者数が日々新記録を更新する中での株式市場はしっかりだが、この状態に違和感を持ち始める投資家はこの先もないだろう。ただし経済の足を望まない方向に引っ張る圧力としては機能するはずだ。
GO TOイートや、GO TO観光を巡って、1度は復活させると息巻いた政府与党も、選挙が過ぎれば明らかにやる気を失った。それで良いではないか。
夏休みの家族旅行にしても、行きたい人は補助が無くても行く。外食したければ、補助が無くてもする。そんなことを繰り返していては、本来可処分所得に余裕がある層まで、政府にカネを出してもらわないと消費しなくなる。これは毒を撒くような由々しき反作用と言える。
(7581)サイゼリヤ・・・・外食産業はコロナ禍慣れから平時に戻るのが早い業態だろう。
(7370)エンジン・・・・EPS130円超の成長力を株価はいまだ織り込んでいない。