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直近の東京市場は日経平均が29000円前後での揉み合い場面を脱しきれない。FOMCが今後2023年末までに2回程度の利上げを見込んでいることを示唆した、と報道され昨日は主力株が売られる展開となっていた。

【4475】HENNGE株が急落している。4/20に9790円まで買われ、そこから昨日は4115円の年初来安値まで売り込まれていた。直近では外資系証券がレーティング格下げをし、ターゲットプライスを4200円に引き下げていた。

あまりに時価とかけ離れたタ−ゲットプライスを提示するアナリストが散見されたり、相場の腰を折るような目標株価の設定や格下げ、或いは会社の業績見通しを上下に増幅するような乱暴な予想を流し、いつの間にかそれが市場コンセンサスとして定着してしまうことはやりきれない。これだから社外関係者の大風呂敷的な業績予想がせっかく企業の予算達成を打ち消してしまう珍現象が起こる。

アナリストにしてみれば、自分が発表するレポ−トで株価が急変動することは、株価に対する影響力を体感することができ、ある種の優越感と満足感に満たされる一瞬なのかもしれない。

本来ならば、アナリストが流す業績予想や株価目標がその後に未達だった時、会社の株価もさることながら、業績予想を外したのがアナリスト自身なわけで予想結果を検証するしくみや訂正報告はない。誰からも過去を検証されたり、批判される心配の無い予想だから街のブログ書きと大差は無いだろう。それでは相場を完全にもてあそんでいるとしか言いようが無い。この件に関しては、もはやプロもセミプロもアマも線引きの必要の無い証券市場である。
(4495)i3・・・・最高益予想が織り込まれているとは言い難い水準だ。
(4475)HENNGE・・・・年初来高値から半値以下まで売り叩かれた。そろそろ売り飽き気分台頭か。

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