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週末の東京市場は、NYダウが3日ぶりに反発しているものの海外時間で円高に進んだことで模様眺めの展開となりそうだ。

これまでどんなに下げても史上最高値を目指すように這い上がってくるNY株式市場の逞しさ・力強さ理由として、日本人が羨むほどのアングロサクソンの楽観主義が根底にあるような論を書いてきた。

NYダウを見ては下げ、円高に振れれば売りから入る、常に最悪の事態を避けることに目が向く東京市場の対極として、根拠のない自信であっても、何も生み出さない悲観を拒絶するたくましさがそうさせるのだろうと「失われた20年」以降の日米株価の差を理解しようとしてきた。

しかしそれが薄っぺらい精神論のレッテル貼りであることに気づかせてくれたのが私自身の「米国流の企業ガバナンス」の解釈に大きな誤りがあることを知った時だ。

【米国の成長を牽引してきたのは正統派株主資本主義の存在があり、企業家が企業価値の最大化を真摯に図る経営原則が貫かれていること。この原則を厳しく監視する米国株主のコ−ポレ−トガバナンスがその実効性を担保していること。利益が持続することへの信任投票として株価が形成されること。これにより成果を上げる企業の株価が上がっていく仕組みが米国では機能している】と結論づける話を聞いたのだ。(DRCキャピタル代表取締役青松英男氏)

かつてはこうした米国流の企業ガバナンスが短期的利益の追求のみに腐心する過ちを招き、中長期の展望に基づいた投資と回収に長けた日本企業の後塵を拝する原因となった悪習であると非難された時代があった。しかし現在の日米の株価格差を見れば、そうした議論が勝者の驕りであったことが明らかではないだろうか。
(3668)コロプラ・・・・・不安定な地合いで材料株志向の資金の受け皿になるだろう。

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