


私が高校に入学した時に新しい教科として導入されたのが「現代社会」だった。それまでの高校受験生活で苦労した反省がまだ生々しい時だったから、3年後の大学受験で試験科目に採用されるかわからないような新参科目には全く関心が無かった。
現代社会の授業が始まると、先生は全く教科書を使用しなかった。何をやったというと、岩波か中公新書か忘れたが、旧軍の731部隊が大陸で行ったとされた化学兵器開発のための人体実験の話が書かれている本をわら半紙にコピ−して教科書代わりとしそれを1年間みっちり読み進むという、現在では考えられないようなカリキュラムだった。
授業としては異色である事は16歳の高校生でもわかっていた。それが大学受験に全く役に立たないもので時間の無駄であることが嫌でたまらなかった。
そんなことが誰の指摘も受けずに、公立高校の通常授業で行われていたのだから「時代」を感じずにはいられない。SNSで「これはおかしい」と発信できる環境が無かった時代でしか通用しないことかもしれない。私の高校時代(35年前)には与えられるだけだった真実まがいの情報が転がっていたものだ。
(4800)オリコン・・・この水準になっても高値頑強で押し目待ちが下値を拾う。

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