


先週末金曜日の日経平均は420.75円高と前日につけた422.94円安を帳消しにする反発を見せていた。さすがに日曜日に国政選挙を控え株価急落では具合が悪い。印象操作と忖度が、株式市場にもあることを知らしめるような動きであった。
今日の東京市場ではそのドレッシング買いで無理に上げた分が反動安となって剥げ落ちるだろう。選挙結果は各党「敗者無き選挙」となったようだ。
当欄19日付けで「山本太郎という政治家」と題してれいわ新選組を取り上げたが、結果は2議席獲得だった。与野党問わず組織を持たず、大衆に選挙演説だけで挑んでいた唯一の団体の奮闘ぶりには異質のものを感じるどころか、有権者の眼力と意識も問われていたように思う。
今回の結果は与党自民党の勝利かもしれない。消費税実施は予定通り実施され改憲論議も堂々とはじまるだろう。しかし経済の閉塞感からうまく逃げ切ったと思われては困る。「株価は半年先を行く」から心配しか見えてこないのがこの国の現実だろう。
(4384)ラスクル・・・景気の不透明感が高まり、企業のコストカットの動きを需要に変える会社だ。

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