


今日の東京市場は週末商いながらNYダウ続伸をうけて少なからず反発ム−ドが高まってもおかしくない環境にある。
最近、あまり国内の景況感を語るときに「デフレ」という言葉を聞かなくなってきた。国民生活からすればモノの値段が上がることはありがたい話ではない。それでも過度な物価安が自分たちの給料に悪い形で跳ね返ってくることを体験学習しているから買い物が安くあがることはどこか「これで良いのか?」となる。
デフレの根っこには、長期にわたる異常な超円高による激安海外商品の流入があった。国産製品と海外製品の性能差が縮み、差別化できるモノサシが価格に集約されてしまった。その超円高を是正することが出来たことで現在の人手不足が問題視されるほどの景気にこぎつけた。
海外で製品をつくり、日本で販売するモデルの代表選手であるユニクロの株価が高値圏にある。デフレ到来期に大飛躍を遂げた会社が買われるということは、投資家が日本の景気悪化を先取りしている、とも解釈できる現象なのかもしれない。
(9983)ファーストリテ・・・今夏の猛暑予想が増えており夏物商品の動きに期待。

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