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先週の東京市場は日経平均が令和入り後の第1週目を全敗するなど、結局5日続落となり極端な売られ方をしている。米中貿易問題は米側の強硬姿勢に変化は無く、交渉妥結の期待感が裏切られた格好になっている。
とはいえ、さすがにいつまでも同じ材料で株を売っても悪材料にも水準と賞味期限がある。令和相場入り後の全敗でアク抜け感が出てきてもおかしくない。
今回の交渉がまとまれば、先進諸国が研究開発に多額の費用と時間をかけて獲得した技術を勝手にタダでコピ−してそれを海外市場で安く売りまくる中国の企業が世界標準のビジネスマナ−で競争しなくてはいけなくなる。
それ自体は短期・中期・長期的に世界の利益になることであながち悪い話ではない。後発者は先行者が開発した技術を使うときは正当なフィ−を払わなければならない。これを守らせるための混乱なら、それをネタに大騒ぎするマ−ケットにも問題がある。そろそろ落ち着きどころに近づいているだろう。
（4420）イーソル・・・・任天堂の中国市場深耕で関連株として見直しも。
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