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「技術の日産」が消費者に支持されず、存続さえ危ぶまれる販売不振から外国人助っ人経営者を頂き、数年で立ち直ったのは紛れもない事実である。日本に今流行の「プロ経営者」「カリスマ経営者」というカテゴリ−を認知させたのもカルロス・ゴ−ンその人かもしれない。

今回の逮捕劇の内実が時間の経過とともに明らかになってきた。要は巨額の役員報酬を公然にしたくなかったことによる虚偽操作と、絶対王政が生み出すカリスマ経営者の個人的堕落の実態がリ−クされたのである。

不動の国内第2位の地位にあった日産自動車が、経営危機からとうとう外資に乗っ取られる、と驚きならぬ諦めの境地になった日本人が多数だったと思う。当時の日産は国内輸出産業が苦しんでいた外的要因(円高)による採算悪化というよりは、企業内部の革新を避けるぬるま湯体質にあった。

そこを、一発ぶん殴る事が日本人経営者にはできなかった。情け容赦ない組織の組み換えは異邦人でこそ可能だったと思う。カリスマ経営者カルロス・ゴ−ンの功績は称えられてしかるべきだが、つまらない転落劇のオチもドラマチックで見せ場である。
(7201)日産自動車・・・・・今回の騒動による株価下落は「買い」と見る。
(3998)すららネット・・・・・品薄株ゆえの売買のしにくさあるが、デジタル教科書関連は息の長い相場となる。

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