


日銀が投資信託の家計保有額の統計値を誤まって30兆円も過大に計上していたという。まさに異次元の誤計上といったところだ。
さりとてこれで何か実害があるかといえば、「気持ちの問題」程度なところが金融の本質を突いているようで面白い。
見たことも、手で触れたこともない無形の情報にいつの間にか価値がつきはじめ、それが膨張し、マネ−が集って儲けが生まれる。カネがカネを生むのではなく、「思い・誤解」すらカネに変えるがマ−ケットのおそろしい機能だ。
あまりに途方も無い金額が空虚なものだったことで証券界に衝撃が走ったと報じられている。もともと実体の無いものを売り買いする業界で飯を食っているはずなのに、きっと冗談に違いない。儲かっているつもりで30年間やってきた私には良く見える事件である。
(5301)東海カ−ボン・・・日経平均採用銘柄ながら指数に影響を受けにくいタイプの銘柄。売ってよし・買ってよしの代表選手。
(9519)レノバ・・・株価上伸過程での株式分割発表。経営陣の株高歓迎を感じる会社だ。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 今日の記事内容が「参考になった!!」「よかった!!」と評価していただける方はクリックをお願いします。明日の執筆の参考にいたします。