叱咤激励クリックをお願いします。現在のランキングはこちら・・・ 今日の東京市場は、NY市場が3日間で750ドル高と堅調に戻してきたことを受けて、多くの投資家が200円高程度の上げ相場を予想したのではないか。終わってみればわずか20円高と反発力の無さを確認する結果となった。明日以降、あらためて東京市場の弱さに失望した見切売りが増えることが予想できる。

東京市場に必要なものは、どんな小さな変化でもいい。それは将来に向けた「期待感」である。何かが変わる期待感である。このことは株式市場に限ったことではない。この国が約20年もの間、停滞しているのは国家のリーダ−が先行きに対する期待感・安心感を国民に示せないままここに至っている点に問題があるのではないかと思う。

株価を決めるのは、企業業績だけではない。売り買いの源である流動性に影響を与える金利だけでもない。株は期待感で買われ、不安感で売られる。その結果積みあがる需給関係に大きな影響を受ける。たとえ業績が良くても先高の期待感がない株はいつまでたっても出遅れ株のままだ。

1995年のノーベル経済学賞は米シカゴ大学のロバ−ト・ル−カスが唱えたマクロ経済分析の理論「合理的期待形成」論に与えられた。人間は与えられた情報を最大限に活用して期待(予想)をもつ。その期待(感)が経済政策の効果に大きく影響を与えるとする理論を数式で証明したことによるとされる。われわれの普段でも「この先値段が上がる前に買っておこう。」「金利が上がる前に借りておこう」「収入が上がるから〇〇を買い替えよう」などと期待や予想に折り合いをつけながら行動する。一国のリ−ダ−が将来に真摯で前向きな展望を国民に提示することを怠ってきていたのではないか。マスコミに揚げ足を取られるのは仕方あるまい。冷やかしもあるだろう。しかしそんなことはどうでもいいことだ。「所得倍増」「日本列島改造」・・・・・その次に何かがくれば。夢物語だっていいじゃないですか。(dfb) 人気ブログランキングへ ↑ひと押しよろしくお願いします。