

東京市場の反発力が海外に比べ見劣りのするのはいつものパタ−ンである。しかし昨日の反発局面ではヤレヤレの買い物がチラホラ出はじめているようだ。特に、外資系証券のレ−ティング変更が出始め、さすがに今の水準では割安感を通り越して売られすぎ状態の銘柄に触手がむかってきた。ここから戻りの鈍いものと、手が入るもの(レーティング変更)とで戻りの明暗がはっきりしてくる。
(5214)日本電気硝子はゴールドマン・サックス証券が24日付で投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、コンビクションリストに追加した。液晶業界の回復はまだ先とみるものの、パネルメーカーのコスト重視に伴う日系ガラスの調達比率拡大の傾向などを背景に、同社のシェア向上を予想している。目標株価は1160円(従来1100円)としている。チャ−トを確認すればわかるが、ここまで大崩れしてきた銘柄である。個別の悪材料というより売り崩された感が強い銘柄だ。もともと人気株なので注目したい。
(7201)日産自動車も同様に今後レ−ティングに注目だ。(dfb)

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