

大暴落より厳しい下げだ。どこを買ってもやられる展開になってきた。これでは押し目買いも入らないだろう。一時的なクラッシュで値幅調整できるほうが市場にとっては悪材料を織り込むという意味では好都合だ。もはや市場の不安感を払拭するには米国のQE3しか残されていないでろう。欧州問題は利害関係者が多く市場の期待にこたえるのは困難極まりない。当然日本は何もできないし、何かをしようともしない。
時の流れに身をまかせる。日本の経済事典では「注意深く見守る。」と訳す。
国内景気は決して悪くない。自動車部品の一部ではフル操業でも生産が間に合わない会社もあるという。株式市場とは必ずしも実体経済を写す鏡ではない。円高株安で騒ぐのは、投資家のみで企業家や消費者は意外と冷静だ。休むも相場か。
それにしても日経平均8000円台とは隔世の感極まる。(dfb)

↑天気だけは雲ひとつない快晴だ。