

東日本大震災から1年が経ち、復興の障害となっている瓦礫処理のありかたについて問題となっている。震災当初の「絆」はすでに冷め切っていて放射能の危険性が無いとされても猛反発で反対の住民騒動までなっている。冷静にみれば、こうした反対派はカメラが向いている前でこそ立ち回りが派手なだけで、じつは少数派である場合が多い。「仕方ない・今回は協力してもいい」をふくめておそらく多数派は口を閉ざして見守っていると思いたい。
つまるところ政府にスピ−ド感がまったくないことがすべての問題をより複雑にしていることは間違いない。震災直後、原発処理に追われていたと言い訳が目立つが、国民の一体感を利用できる時に利用するぐらいのしたたかさと判断力がまったく欠落している。おそらく消費税増税も、東北復興増税として震災から時間をおかずに取り組めばすんなりことが運んだかもしれない。当時の世論調査で増税賛成が7割を超えていた事実がある。問題になっている瓦礫処理もまた同様であろう。
ここにきて、がれき処理関連株が人気化してきている。全体相場が強い分、集中物色にならずに済むことから、息の長い相場に発展する要素をもっている。復興関連株物色の中でも裾野が広がりつつある。
(1712)ダイセキ環境ソリュ−ション・・・・・がれき関連の軽量小型株として人気化。
(6013)タクマ・・・・・焼却炉といえばタクマ。仕手性に定評あり。空売りがどこまで積みあがるかがカギ。
(6135)牧野フライス・・・・・小型機械の出遅れ。売ったら負けの展開継続。強気買い。
(4406)新日本理化・・・・・大崩れとなるか。半値8掛け2割引を待ちたい。

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