

QE3をうけて景気敏感株セクタ−に底堅さが出はじめた。中国での反日暴動のピ−クが過ぎれば出遅れてきた日本株の物色対象として、海外勢の資金が入り込みそうだ。為替が緩やかに円安傾向となっていることも安心感を与える。対中リスクも為替に関してはメリットとして享受しなくては損だ。
昨日の(6758)ソニ−の1000円台回復に見られるように、為替に泣かされている輸出企業群が為替の一服を買い材料として捉えるム−ドが出てくれば10月への月替わりを控え先高感を演出してくれるだろう。
中国の乱暴・狼藉・恫喝には呆れるが、今後対中関係が劇的に改善することは考えにくく、過度な円買いも無くなるかもしれない。これまで海外(中国)に出て行った製造業が国内回帰を始めれば、国内の雇用情勢は激変するだろう。これも為替次第で円安に反転・定着となれば、人件費も十分競争できる。超円高水準を維持する円相場が諸悪の根源であることは明らかで、政府日銀の行動力がこの先10年の日本を決めることになる。
(7201)日産自動車・・・・・・700円付近は絶好の買い場だ。
(6758)ソニ−・・・・・・ダメダメ株からキラキラ株に。昨日全般様子見の中逆行高したのはマグマが溜まっている証拠。
(6301)コマツ・・・・・・コマツらしいボラが見られ始めた。配当取りも入りそうな気配に乗る。