昨日のNY市場が125ドル安で終えてきた。当然ように東京市場もこの地合を引き継ぎ安値圏に沈むだろう。今は「弱気の強気」といったところかもしれない。最近では聞かれなくなったが、かつてアメリカのサブプライムロ−ン問題で2年近く同じ材料の蒸し返しでダラダラと弱い相場がつづいたことがあった。今回のギリシャ問題も同じ道を歩んでいる。そのときもその余波を受け、世界で最も調整したのが日本株だった。

個別にもかなり売り込まれた水準まで下落してきているものが多数でてきたが、買いで回転が効きにくい雰囲気が邪魔をする。為替も反転の気配は見えない。

ここしばらくは、値持ちのいいところに待ち伏せの空売りに分があるのだろう。昨日あたりから仕手系材料株に値を崩すものが出始めてきたことは注意したい。

(6358)酒井重工業・・・・・・一気に崩れた。こうなれば中途半端な押し目より売り崩しに付き合うほうが賢い展開に。

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