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今日の東京市場は海外市場が安定した推移であるものの円相場の動向に警戒感が高まっており模様眺め気分を強めている。日経平均は前日比100円程度のマイナスでスタートしている。

グロース市場の低迷が長期化し、個人投資家の新興市場離れが深刻だ。コロナショック前から米国金利上昇を先取りしてバリュー買い・グロース売りの洗礼を浴びて来た旧マザーズ市場だがその後の世界的なコロナ対抗策として実施された超緩和の際の株高からも隔離されてきた。

【4397】チームスピリットに見直し機運が浮上している。直近では信用期日を迎えており安値を切り裂く展開を余儀なくされている。チャートも、業績も、最低・最悪の会社なのだが、IPO当初は当時の有望テーマであった働き方改革関連株として株価3000円超で推移する高株価銘柄だった。

新興銘柄で減益予想を継続すると株価はここまで悲惨なことになる典型例の会社だ。しかしエンジニア出身のオーナー社長が退いたことが吉となるかもしれない。さすがに300円で買える株の事業内容ではない。信用期日明けが楽しみな銘柄だ。
(5851)リョービ・・・・業績快調で年初から3倍化。EV関連の勝ち組候補。
(2593)伊藤園・・・・業績上方修正を発表も材料出尽くしで大幅安。ひねくれ相場を演じているが8%超の下げはやり過ぎ。