日々の市場を観察する中で、どうしても自分の所有しているもの、監視銘柄のみに目が行きがちになってしまことがある。出来高上位銘柄や人気どころは押さえるものの、投資経験のないカテゴリ−、業種などは全く関心がなくスル−しがちである。

東京電力のように個別の動きが業種全体に飛び火して売り買いされる場合もある。そんな中から中堅化学株に注目したい。値動きの良さと安定感は当然として、上場企業数が多く、取り立てて業種で集中物色されることがない。地味な印象のセクタ−といえる。その分手垢のついていない銘柄が多く、しこり玉が無いのがいい。今日のような焦点の定まらない相場展開の中、底堅い動きを見せていたものをピックアップする。(dfb)

(4205)日本ゼオン・・・・・・800円台乗せトライ。今期営業減益予想の会社。ゆえに上方修正期待が漂うところがいい。これで取り組みが改善してくれば尚良し。

(4208)宇部興産・・・・・・商い復活傾向。

(4272)日本化薬・・・・・・好業績小型225銘柄。野村が1100円で強気・本気。医薬・ハイテク素材と切り口多彩。スイング最適。

(4042)東ソ−・・・・・本日7/7三菱モルガンが格上げ「中立」→「強気」目標株価220円→400円

(4061)電化・・・・・・いつの時も人気ある化学株。定期的に人気化する習性あり。