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福岡のデイトレーダーによる相場操縦事件で、金融商品取引法違反(相場操縦)などの罪に問われたIT関連会社社長、被告男性(28)に対し、福岡地裁は14日、懲役3年、罰金300万円(求刑懲役5年、罰金500万円)の実刑判決を言い渡した。追徴金は求刑通り約1億8700万円とした。 鈴嶋晋一裁判官は判決理由で、「短時間で多数の売買発注を行うなど巧妙さが際立っており習練された犯行」と指摘。「証券市場の健全性、公正性への投資家の信頼を大きく損ねた」と述べた。

判決によると、被告男性は2007〜10年の間、8回にわたり、大量の買い注文を出して成立直前に注文を取り消す「見せ板」の手口などで3銘柄の株価を不正に吊り上げ、計約120万株を約1億8700万円で売却するなどした。
(日本経済新聞2012/5/15 2:10)

昨日、有名?デイトレ−ダ−に実刑判決が下った。日々、株式投資関係のブログを更新する者にとって彼が綴っていたとされる「無職ヒッキ−だめ男が株で樹海に行くまでの日記」は知らぬ者はないほどの人気ぶりだった。事実小生にとっても、気になるブログのひとつでブックマ−クに入れていた時期があった。彼が自身をいわいる引きこもりと告白した上で、投資成果を上げていく過程がどこか読者の琴線に触れ、追いかけたくなる心理が働いた面があったように思う。

そのときの相場の温度にもよるが「見せ板」はたしかに威力がある(と思う)。「見せ板」という不正操作のみで所有株を高く売り抜けて利益を稼いでいたなら当然の報いだろう。同情の余地は無い。ただ最近、売買をしていて気になることがある。まるで誰かに売買を見られているかのように発注と同時に2〜3ティック上に跳ねるのである。暇なときは実験するのだが(笑)、ほぼ確認できる。オカルトではない(と思う)。断定的表現を使えるほど自信は無いが。

「現値付近で設定した株数以上の注文が入った場合、成り行きで売買の発注を出す」といったシステムでもつくって運用しているのだろうか?と感じるがそんなことはないか?。

ホリエモンが偽計・風説の流布で懲役2年6ヶ月の実刑をうけた。ヒッキ−は懲役3年だ。量刑は裁判所の判断だからとやかく言えないが、今回の天秤が釣り合っているのか考えてしまう。凡人には経験できない人生をまた綴ってくれる日が来るといいのだが。


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