兜町 放浪記

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株式投資

永久機関と株式投資

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世の中には、「これができたらノ−ベル賞だ」と言われるものがけっこうがある。しかもそれが以外に素人が考え付きそうな、ごく簡単なしくみを作り出せばいい、とくれば誰もが夢を見るかもしれない。

多くの方がご存知の「永久機関」がその代表だろう。初めて耳にされる方はきっと夢の構想の一つや二つ思い浮かべることだろう。ようは一度動力を加えるとその力で永久に動き続ける機関のことである。

例えば、高いところまでバケツで水を運ぶ。そこから水を落としタービンをまわす。そのタ−ビンで発電した電気でポンプを動かし落ちた水を起点となった高さまでくみ上げる。そこから再びタ−ビンに向け水を落とす。その循環を完成させて、ぐるぐると回り続ける水に別の新たな発電用タ−ビンのプロペラを差し込めば無限エネルギ−を生み出すことができる。どうでしょう。これが私の想像した夢の永久機関ですが。・・・・

当然科学的思考のできる方は非科学的な馬鹿げたサイクルと一笑するだろう。このような循環システムも熱力学に関する2つの法則「エネルギ−保存の法則」と「エントロピ−増大の法則」(取り入れた熱量の一部は摩擦を通じ必ず減少していく)によって完全に否定される。でもなんとなく誰でも簡単に思いつきそうなところが「永久機関」の魅力なのだろう。

ひるがえって株式投資はどうだろう。株価の推移を完全に予測することが可能となるメカニズムを解明したらノ−ベル経済学賞は間違いないだろう。しかしその時点で莫大な利益を手にできるはずで、ノ−ベル賞なんていらない気分だろう。どんなにチャ−トを分析しても、出来高と株価の連関を解明できても、もうひとつ解明しなければならないことがある。それは「人の心を読む」ことだ。それができない限り、夢の株価完全予想は不可能だ。まずそこからとなると、それこそ「永久機関」のようだ。人の心を読むことほど簡単なようで実に困難なものはないのだから。

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今日関東地方も梅雨明けした。今では、正式には「梅雨があけたようだ」と発表するらしい。朝から気温がグングン上がる。PC上の電気予報は必ずチェックすることが習慣になってきた。

午前中に乗った電車の社内は蛍光灯が全て消されていた。これだけで温度が低く感じられたのは気のせいだろうか。平日の通勤電車は車内の蛍光灯はついている。ぜひこちらも全消灯してほしいものだ。今日入ったコンビニの弁当コ−ナ−も消灯されていた。この国の国民は良いと思うことは皆で取り組むことができる。こうした国民性という国家資源に政治はいつまであぐらをかくつもりでいるのか。

週末、日経平均が10100円台に乗せてくるなど、相場も一時の「震災+原発汚染+電力供給危機=経済崩壊」といったマスコミ好みの算段とは違う展開となりつつある。株式市場は半年先を行くと言う。ならばこの動きは年明けの経済浮上を示す指標となっているのかもしれない。今の相場は確かに海外市場の高値追いに影響を受けている点はあるだろう。しかし、これから史上最大規模の内需の特需が控えていることを忘れてはいけない。

小さな悲観にスポットライトあて大きな波紋にするのが現代の日本メディアの真骨頂であり存在意義だ。一方、楽観の前に燈る小さな期待には不都合な真実とばかり一切目もくれない不自然さ。しかし愚痴を言うほどの相手でもあるまい。投資家は記事になる前に、その先を読んでいるのだから。

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