兜町 放浪記

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時々の鐘の音

時々の鐘の音

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昨日の東京市場は日経平均が小動きで良くも悪くもしっかりした動きであった。今になって、大物仕手筋といわれたK氏が金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで逮捕された件についても株式市場ではまったく反応を示していない。

以前であれば日経平均が500円〜700円は下落しても十分な衝撃が走ったはずであろう。しかしすでにかつての神通力は微塵も無いことがはっきりした。一種の物悲しさを感じる投資家はバブル期の前からの老兵に違いない。

噂だけで、あるいは「K氏」と業界紙に文字が載るだけで株がひと相場演じるからそのカリスマ性は多くの株好きの脳裏に深く刻みつけられて来た。

今回一般ニュ−スでも取り上げられる風説を書き込んだとされるコラムサイト「時々の鐘の音」は更新が途絶えてから事件化となった現在でも閉鎖されること無く見ることができる。

これすなわち、逮捕されたK氏とその息子はあの文面が違法・違反・脱法の類いには当たらないとの自信のあらわれではないだろうかと思うのだ。

具体的に買いの指示も、売りの指示も書いているわけではない。「この株は投資先として魅力がある」「この会社はやめたほうがいい」そんなことが書けなくなるならいわゆる株式投資を扱うコラムは具体的銘柄名を一切掲載してはいけなくなる。

新聞の業績観測記事など、正式な公表前の時点では一種の風説である。のちにそのとおりの内容が後追いで確認できようができまいが関係ない。今回の逮捕はスタ−トである。これからK氏と検察と力相撲がはじまるのである。
(4047)関東電化・・・・・好決算にもかかわらず下方に大きく開けた窓を埋める波動に入っている。不死身の強さだ。

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今週の銘柄チェックリスト(11/5〜11/8)

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今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。月初早々から3連休と、焦点ボケ相場を促すようなカレンダ−続きである。実質週明け5日からが11月相場となる。

NY市場はいつでも史上最高値を取れる水準を保ち、円相場も先々週一時96円台をつけてから反転の98円後半の動きとなるなど、東京市場が心理的に弱気になる材料で目立ったものが見当たらない状況となっている。それでも先週末のように連休前の換金売りに相場の腰が定まらない展開が半年以上も継続している。

中間決算の公表が今週ピ−クを迎えるが、企業業績は全産業押しなべて堅調である。ただ大型株については上方修正に対し素直に好感する地合いとはなっていない点が気がかりだ。今は「閑散に売りなし」ではなく「閑散に買いなし」となってしまっている。

今週は小さなボックス圏の動きを繰り返す銘柄で、先週末の下落場面でボックス下限域に到達しているものを小すくいするチビチビ戦法が正攻法となりそうだ。
(8515)アイフル・・・・・みずほショックから、金融機関・貸金への検査強化などを嫌気した売り物に押されたが、500円回復を見せ、これからというときに頭を叩かれた格好に。戻り期待。
(9104)商船三井・・・・・業績回復が不透明。戻りは売り対処。
(4064)カ−バイド・・・・・年末の仕手株高思惑。「時々の鐘の音」更新が話題に上る頃になった。

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ルック 公募増資を実施

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昨日大引け後、(8029)ルックが公募増資と自己株式の売り出しを10月下旬に実施し、最大で合計18億円強を調達すると発表した。調達資金は新規出店やブランド展開に向けた運転資金などに充てるとしている。公募による新株発行は現在の発行済み株式数の8%に当たる278万株を予定している。発行価格は15〜18日のいずれかの日に決定する。需要動向に応じ、SMBC日興証券を割当先とする第三者割当増資で最大52万5000株を追加発行する。自己株式の売り出しは72万株を予定する。

6/24の「時々の鐘の音」に登場以来、仕手系材料株の筆頭格として市場から注目されてきたが、このところの相場低迷と(4406)新日本理化、(8013)明和産業といったK氏銘柄がいずれも大きく値を崩している場面での公募増資ということで反発期待が一段と遠のいたことになる。

公募増資に対する投資家の受け止め方が、将来の浮動玉の増加と1株あたり利益の希薄化、発行価格帯のシコリ感形成など株価に対する波乱材料と評価する土壌が定着していることも痛い。過去の公募増資銘柄が公表時に大きく売り込まれることがほとんどで、その残像に怯える投資家が狼狽売りを出してくることが必至の情勢だ。

NY市場が堅調をたどっており、東京市場も主力どころに買い安心感が出てくればいっそう仕手株離れが起こり下落スピ−ドに拍車がかかる。明和産業などはスタ−ト地点より売り込まれており、損失拡大を嫌う損切りの投げが一向に止まない。当面仕手株は人気離散となる。
(3632)グリ−・・・・・・このところしっかりの展開が気持ちいい。
(6301)コマツ・・・・出直り期待に1票。

時々の鐘の音 更新期待で高い

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ここ数日間、時々の鐘の音銘柄の(8029)ルックが強調展開を見せている。日足を見てもいかにも仕手株らしい。1週間で10%調整・戻しは当たり前。かつ25日・75日線とも惚れぼれするような、まるで定規を当てているかのごとくスラッと右肩上がりを形成している。

「この動きはトキ」ならぬ「こっ・・この動きはバブル時代の超優良株」と口をつく。

仕手株好きの腕に自信のあるセミプロ投資家の期待感を何度となくへし折りながら、一夜にして掲示板が荒れるほどの絶妙な弱さを演出する。それでいて25日線上を沿って、上放れては戻りを繰り返しながらの強力な上昇トレンドを形成している。とても仕手株とは思えない雄大なチャ−トを刻むのである。その姿はまるで富士の稜線を見ているかのごとくだ。


知らぬものはいない「時々の鐘の音」の前回更新から2ヶ月が経過し、そろそろ気分から関連株に買い気がもどって来ているようだ。更新時間が昼休みの場合が続いたことで、前引けにかけ強含む気配が見て取れる。

9月相場は仕手材料株から火がつきそうだ。

(8029)ルック・・・・・増し担がかえってこの銘柄には良く働いている。一触即発とはこのことだろう。
(8291)日産東京・・・・新規銘柄の噂は本当か。強さが目に付く。
(6101)ツガミ・・・・・大商いをこなせる材料株。雲が薄くなるにはもう少しの辛抱だ。

仕手系材料株の出直りは本物か

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これまで人気離散していた仕手系材料株が、(8103)明和産業を筆頭に急反発した。明和産業はストップ高まで買われ、(4406)新日本理化や(8029)ルックなどいわゆる鐘の音銘柄が10%超の反発を見せ久しぶりに市場に活気づく場面が見られた。これが単なる下げすぎ修正で終わり下値模索が継続するのか、さらに上値取りに向かうのか週末で動きにくい地合だけに今日が正念場となる。

この3兄弟は「時々の鐘の音」で語られた唯一の銘柄群であり、信仰者にとってはHP更新が拠りどころになっているが、3本がほぼ同水準であることから、どれか1本が動意づくと残りがそれを追いかける循環ができるかもしれない。目先の需給のいい1本を取り組めば一石三鳥の効果になるとすれば正に怪物だが、ダメな時は枕を並べて討ち死することも頭に入れて取り組まなければならない。

「小回り3ヶ月」の格言とおり、4月の新年度入り以降の脱力系相場に転換期が訪れるとすれば、個別材料株のゲリラ戦が賑やかになる場面からスタ−トだ。

(6755)富士通ゼネラル・・・・いよいよピンづいてきたか。エアコン生産の超繁忙は続く。
(3659)ネクソン・・・・・高評価レポ−トが続く。グリ−、デナに比べ下値抵抗力がある。
(8103)明和産業・・・・・売り物が枯れ切っている。相当の玉沈潜が進んでいそうだ。
(6355)住友精密