兜町 放浪記

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悪材料

NYの最高値更新に続け

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NY市場が史上最高値を更新した。バ−ナンキ議長が量的緩和縮小プロセスの目安を提示してから一時弱含む場面が見られたものの、底堅い米国経済を素直に好感するうらやましいばかりの展開となっている。

どのような策を講じようとも、結果的に金融市場を混乱させて得るものは何も無く、発言の真意の浸透にかかるコストと割り切る見極めは実にアッパレと言うほか無い。

当欄でも6/20付けで、「最善の策を示したFRB議長会見」として【「さすが米国の中央銀行トップ」と感じた。株式市場の反応のしかたで今回の判断の評価を下すのはおかしなことになる。そうした視点で語るのは投資家のエゴでしかなく、景気循環のなかで適切な金融調節を機動的に行っておかなければ、次の景気悪化の時の政策手段を失うことにつながる。ここが埋めようの無い日銀との違いだろう。】としたが、不見識なメディア、アナリストがこぞって会見内容を「量的緩和の終了」と煽り立てていた無責任さを指摘したい一念であった。

米金融政策の出口戦略に対する恐怖症は、実は東京市場が本国以上に過剰反応する材料でもある。今日のところは、「米国の緩和策維持→日米金利差縮小→円高」という合理的な相場観で為替が動いている。そのうえで東京株式市場が円高を悪材料視することなく、底堅く展開するとなると先高感も本格化すると判断できる。

3連休前でポジション取りに勇気がいる場面だが、リスクを取るには最高の環境にいると思う。

(8601)大和証券・・・1000円奪回へ。
(8804)東京建物・・・準大手に魅力。東急不動産とともに居どころを変える。
(6501)日立製作所・・・700円台活躍を期待。

節電相場

今日の東京市場は、NY高、円安をうけしまった1日となった。大手不動産がしっかり。まんべんなく小高い銘柄が見られた。注目は株主総会のあった東京電力。朝方先取り買いも見られたものの、続かず一進一退の攻防となり、結局前日比変わらずで引けてきた。メディアは例によってセンセ−ショナルに伝えていたが、平時でも怒号が止まないのが株主総会。大荒れなどと伝える局がほとんどだが、終わってしまえば材料出尽くし。明日以降がたのしみの展開となってきた。

ここにきて、原発絡みの悪材料に大きく反応しなくなってきたようだ。やれセシウムが出たとかポンプが詰まったとか絶え間なくでる情報に、投資家に免疫ができ、相場が神経質に反応をしなくなってきたようだ。

東京電力の現在300円という株価に引き寄せられる向きは多いだろう。NYが堅調でも復興特需を先取りするような主力株相場を想定する向きは少なく、結局、材料株一本釣り相場の主役として東京電力の人気は継続するだろう。いざ停電となれば、東京電力たたきに火がつきかねない状況にあることは肝に銘じたい。

東電買いの参加者は、節電協力に努めないといけない。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・株主総会も通過。冷温停止の環境整備状況に注意。
(4272)日本化薬・・・・・大幅高。スイング最適と。野村の1100円説は買い安心感を誘う。
(6506)安川電機・・・・・調整完了。スイッチが入った。
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