兜町 放浪記

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安川電機

安川電機が早くも通期上方修正

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昨日の大引け後にメカトロ大手の安川電機が大幅上方修正を発表している。第一四半期の経過をもっての修正であり、また同社が中国関連株として認知されていることから中国経済の立ち直りに日本企業が恩恵を受ける可能性が出てきた。

ここ数年の日中関係悪化を映し日本の投資家の中国関連株への投資意欲ははっきり言って低い。何十年もかけて現地で商売を軌道にのせ、中国経済にも大きな貢献を日本企業は果たしてきた。恩を仇で返すような行為にもめげず立派としかいいようが無い。

中国市場を語るとき、必ず「日本の10倍のマ−ケットだから」とその有望性が指摘される。しかし、日本人が10倍いるのとはワケが違う。

技術流失の心配や、官製不買運動など商品の出来不出来以外の苦労が絶えないだろう。今回の安川電機の上方修正は中国経済の体温を測る先行指標でもありそうだ。
(6506)安川電機・・・・IoT関連株としても取り上げられて良い銘柄。買い安心感が通期継続できるのは大きい。
(3976)シャノン・・・・整理売りが続く。品薄株の最たるところでコツコツ拾われているようだ。

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ソニ−よ蘇れ

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ここ連日ソニ−が安値に沈んでいる。シャ−プ、パナソニックと、かつてのブル−チップも今や業績不振でグラグラと屋台骨まで揺らぎ始めている。

ハイテク輸出関連企業を語る時、世界市場を席巻していた一昔前までは、輸出比率を押さえ国内で稼ぐ体質に変化しなければならないとの論調がよく見られた。円高に襲われるたびにその声がより大きくなったものだった。しかしグロ−バル化とともに、結局世界のどこで稼ごうがたいした意味を持たなくなっている。

新興国を中心に海外勢が力をつけてくると、いつのまにか輸出先でも負け戦が増えてきた。これまで語られてきた「円高による価格競争力の低下」がなんとなく言い訳に聞こえるのは気のせいだろうか。

国内では、年齢の高い世代にこそ今でも国内ブランドを無条件で選択する感覚が残っているものの、若い世代には海外メ−カ−の製品に対しても購入時の「ためらい」のような感覚はない。どこの国の企業の製品かより、費用対効果や、直感的に「カワイイ」とか「先進的だ」とか購入者が心を掴まれる製品かどうかが重要なのであろう。

かつて小生が中学生時分、ステレオセットを購入したのだがその当時から過当競争の中、オンキョ−・テクニクス・パイオニアを候補にした。当時の差別化の指標は価格ではなく、製品の性能で0コンマ何々の再生力といった耳では嗅ぎ分けられない世界の数字が幅を利かせていた。価格こそ差別化の物差しといった現在とはちがった競争力が求められた時代でもあった。

技術の進歩で、音源の再生力はもはや低価格機でも事足りる時代だ。かつてオ−ディオの雄であったソニ−の復活を願うオ−ルドファンは少なくないはずだ。

(3632)グリ−・・・・・日経の書きっぷりがかなり意地悪い。利益向上のペ−スがいとも簡単にドンスカ・ドンスカ突き上がるはずがないのは当然といえる。それはどうあれ1日のボラは魅力的。
(6755)富士通ゼネラル・・・・猛暑関連。
(7731)ニコン・・・・・ユ−ロ/円の影響は軽微と。2000円接近を待つ。
(6506)安川電機・・・・この情勢で強い数字を出してきたのだから中国関連ニュ−スが来たら大きく跳ねる候補生。

復興特需の影が見えてくるか

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これまで欧米市場の混乱に付き合うかたちで震災後安値の更新まで叩き売られた東京市場。海外の落ち着きとともに3連休前に買戻しが進んだ形だが、長年安値慣れしてきたマ−ケットだけに、反発力は鈍いものとなっている。個別株に目を向ければかなり割安な水準まで売られているものが多く、割安感は強い。

世界経済の景気後退の指標や発言によっては、ふたたび安値を見に行く展開がいつ襲ってきても不思議ではない空気が充満しており、その分空売りが入りやすい。このことは相場の転換期に必要不可欠な動きでもある。空売りを巻き込んだ新しい動きになってくれば、投資マインドも好転してくるだろう。

国内的には総額12兆円の復興のための補正予算が閣議決定され、いよいよ震災復興が本格的に動き出す。金融マ−ケットはここ数ヶ月間は総悲観で悪材料のみに反応してきたが、内需は確実に刺激されるので実体経済は底堅い動きを期待していいのではないか。

ただし自動車を除く、輸出関連株は為替の反転が期待できない間は、物色の圏外に放置されるだろう。復興関連株として、公共工事の素材・資材関連株が人気化するような地合となれば個別株が集中物色される環境が訪れる期待がもてる。(dfb)

(5423)東京製鐵・・・・・いつのまにか地味なボラの株になってしまった。オールドファンが多い銘柄。復興需要を織り込んでいない。
(4208)宇部興産・・・・・万年低位株。クセの悪いところがあるが、業績はしっかり。セメント事業に目が向いていい。
(6506)安川電機・・・・・中国イメ−ジだけの不安感でボロクソに叩かれた筆頭格。上下のブレはデイトレに最適だろう。
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↑運動会の多い3連休だろう。

週末の下げ渋りに変化の兆し

今日の東京市場はNY市場が170ドル安と大幅安で引けてきたことを受け朝方からマイナス圏で推移したものの、日経平均の値幅的には前日比付近の小幅なレンジの行き交いとなった。引けでは小幅高で引けてくるなど、連日の下げ相場に売り疲れ感がでてきている動きだった。個別銘柄の中には値を飛ばしてくるものが散見され、ここにきてようやく目先の底打ち感がでてきたようだ。

この1ヶ月は欧州危機と米国債格下げによる世界的信用不安により、震災より立ち直りかけていた相場心理が一気に悪化し大幅下落を余儀なくされた銘柄が続出してきた。円相場も史上最高値更新となるなど買える銘柄が見当たらない状況がつづいてきた。

そんな中で、下落幅の大きかったものから大きくリバンドしているものが今日見られたことは、中間期末を控えたタイミングの中でひときわ目に着いていた。来週以降もこれまで大きく叩かれたもの、為替の反転時に復元力がありそうなものが短期資金を巻き込んで乱高下する展開を予想する。

(6506)安川電機・・・・・・ファナックの復元力に連れ高期待がある。中国の省力化投資に安川が沸き立つ思惑が大。
(6665)エルピ−ダ・・・・・本日S高。強力に売り崩された銘柄。世界一の製品を抱える企業だ。公募関係の材料が出ている。為替感応度が材料視されてくれば一発期待大だ。
(9501)東京電力・・・・・週末買い戻され400円回復してきたことに注目。ただ民主党首選の候補者発言に揺さぶられることがあり得る。
(8031)三井物産・・・・・再エネ関連。商社の見直し。リバ僅少。
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↑少し夜は涼しくなったようです。

今週の銘柄チェックリスト(8/8〜8/12)

今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。今週も基本はデイトレ50、スイング50で行く。
S&Pによる米国国債の格下げをどう評価するのか世界中が東京市場に注目している。これまでの調整で織り込み済と考えてもおかしくないだろう。もし極端に反応するようなら、NYの512ドル安はなんだったのだろう。悲観論を書き立てるのは火事場に油を注ぐに等しい行為で、どこの国のメディアにも共通する蛮行と言っていい。
物色先は東京電力株を中心に、為替の動向次第で輸出関連に打診買いで挑みたい。。
(8001)丸紅・・・・・500円接近はどこを買っても報われる水準だ。
(6665)エルピ−ダ・・・・・ここから押せば実においしい。。
(5801)古河電工・・・・300円割れならスイングで。
(6506)安川電機・・・・週末800円ジャストの引けだ。800円以下は天与の買い場だ。

国内の懸案がなんとなく片付きそうな雰囲気になってきた途端、海外から激震がやってきた。要するに今しなくてはならないことを、的確に実行していないとダメだということだ。平時に重大懸案を処理しないから、危機が重なり何も進まない政治になってしまうことを何十年やっていれば気がすむのだろう。(dfb)
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