兜町 放浪記

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売り方

激流には逆らえない

東京市場は下がるときにはトコトン下がる。やはり売り方天国の状況は過去20年の歩みが物語っている。しかし局面、局面では6ヶ月程度の上昇相場を形成するから相場はおもしろい。世界経済とは案外もろいものだ。一民間企業レポ−ト1枚で世界の何百兆円の資産が一瞬に消えてなくなる。テロリストが下手な軍隊教育を受けるより、まっとうなエリ−ト教育を受け、格付け会社に入社し、そこでペ−パ−1枚の紙爆弾で世界経済を震撼させることができるなら、ひょっとするとハリウットで映画化されるような脚本が書けるかも知れない。

これまで米国発の相場変調は幾度とあった。最近で云えばサブプライムロ−ン問題が言われたときの比較的長期間の下落相場であり、リ−マンショックを引き金にした短期大幅調整である。この2つのときの地合を思い起こせば、今回の格下げ問題など蚊に刺された程度と感じるのは小生だけであろうか。

まぁ100人が100人悲観しても相場と言うのは反発してくるものだ。この25年間、相場を見てきた経験からも、今回の米国債の格下げについては、破壊的な下げ材料ではないと思えてならない。

下げ相場はいつのときも、現在がこれまでで最悪の環境下だと感じて悲観するものだ。これまでも米国市場の反発力は日本のそれとは全く異なる。東京よりNYを見て動くこと。これまで以上に求められる相場の鉄則だ。(dfb)

(8002)丸紅・・・・・・・500円どころは参戦。伊藤忠、住友商事の1000円割れも同様。
(4205)日本ゼオン・・・・・やっと買いやすくなってきた。
(6101)ツガミ・・・・・・買い。
(6665)エルピ−ダ・・・・・・デイトレが手ぐすね引いて参戦する相場になるだろう。
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東京電力が一段高に進む

いよいよ東京電力の逆襲がはじまったようだ。3連休中、肉牛のえさがセシウムにより汚染されていた影響によるものとみられる福島県産牛肉から高いレベルの放射能が検出されている問題が報道されていたにもかかわらず、2日間堅調な展開を見せてきた。悪材料に打たれ強くなってきたと解釈するのが正しいのか、既に相当の悪材料が織り込み済みといえるのか?

需給面では、売り方が窮地に陥っているのは事実で、完全に踏み上げ相場といっていいだろう。7/20速報値が日証金ベ−スで貸借比率が0.1倍となってきた。日々着実に新規売りが積み上がってきており目が離せないスタ−株復活だ。

6/9のザラバ安値148円という安値覚えの売り方が積み上げた売り玉をほぐすには新たな悪材料が必要だ。4/12の539円、5/11の525円が売り方の本丸だがこの2つが落城すると売り方のロスカットが一気に出てくる可能性が高い。デイトレは東京電力1本で十分だ。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・・欲をかかない細かい売買の積み重ねが大切。利食い千人力。増担規制で余力不足が多くなってきた。いま数年に一度の環境がきている。
(6665)エルピ−ダ・・・・・しこしこ玉仕込み。25日〜27日の値決め以降暴発する読みだがいかに。
(6770)アルプス電気・・・・本日908円まで買われた。以前1000円相場と書いたが着実に近づいている。

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