兜町 放浪記

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兜町

買い安心感

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今日は為替がいい感じで推移してきている。ユ−ロ/円が100円後半まで戻すなど、ギリシャを材料にした円買いには新たな危機が必要なのかもしれない。ギリシャは再選挙を通過し、混乱の継続を期待したユ−ロ売りのポジションを持つ向きからすれば一旦はずしておこうとするタイミングであろう。スペイン・イタリアと第二・第三のギリシャ登場が無いとはいえず円売りで儲ける雰囲気にはなっていない。

それでも、海外市場が落ち着いていることから、買い安心感は広がってくるはずだ。昨日から大手不動産株が急伸してきている。外人買いの初動は大手不動産株の物色であることは鉄則でありこの流れにつくのが一番か。(8830)住友不動産は取り組みが一夜で一変している。おそらく逆日歩のおまけ付きとなるだろう。6/4安値1500円からの上昇力はこの株のパンチ力を物語る。好きな銘柄のひとつだ。

今チャ−ト妙味を感じるのは(8103)明和産業だ。25日移動平均線を突き抜ける直前の気配を漂わせる。7月の月替わり頃には大きな変化を期待したい。

(6355)住友精密・・・・・要監視。
(6101)ツガミ・・・・・復活。


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ギリシャを隠れ蓑にしたユ−ロ安政策

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ギリシャ再選挙の結果がでて、それを好感する買いで反発した東京市場だが戻りは確実に売られる展開であろう。特に為替の反応度は悪く、ギリシャの材料が小康すると見るや、スペイン・イタリヤを睨んで焚きつけてくるあたり円高トレンドを反転させるのはそう簡単ではない。今朝の一報ではギリシャ連立政権合意のニュ−スが流れているが、ユ−ロ/円は微動だにしていない。

欧州各国はギリシャ危機を隠れ蓑にして実はユ−ロ安を満喫しているのではないだろうか。世界でも有力な国内輸出企業群を抱える旧西欧諸国がユ−ロ安から競争力を回復し、雇用を生み出しているサイクルをみすみす手放すことはないだろう。比較的健全な財政運営が出来ているドイツはその中でも最もメリットを享受している国だろう。

ギリシャのあとはスペイン危機か。エンドレスレインもいいところだ。

(6355)住友精密・・・・要注目。
(6101)ツガミ・・・・・・下げ足の速さはピカ一。
(8830)住友不動産・・・・・・一夜にして取り組みが改善する稀有な銘柄。押し目買い。


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目前の小さな明かり

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今日関東地方も梅雨明けした。今では、正式には「梅雨があけたようだ」と発表するらしい。朝から気温がグングン上がる。PC上の電気予報は必ずチェックすることが習慣になってきた。

午前中に乗った電車の社内は蛍光灯が全て消されていた。これだけで温度が低く感じられたのは気のせいだろうか。平日の通勤電車は車内の蛍光灯はついている。ぜひこちらも全消灯してほしいものだ。今日入ったコンビニの弁当コ−ナ−も消灯されていた。この国の国民は良いと思うことは皆で取り組むことができる。こうした国民性という国家資源に政治はいつまであぐらをかくつもりでいるのか。

週末、日経平均が10100円台に乗せてくるなど、相場も一時の「震災+原発汚染+電力供給危機=経済崩壊」といったマスコミ好みの算段とは違う展開となりつつある。株式市場は半年先を行くと言う。ならばこの動きは年明けの経済浮上を示す指標となっているのかもしれない。今の相場は確かに海外市場の高値追いに影響を受けている点はあるだろう。しかし、これから史上最大規模の内需の特需が控えていることを忘れてはいけない。

小さな悲観にスポットライトあて大きな波紋にするのが現代の日本メディアの真骨頂であり存在意義だ。一方、楽観の前に燈る小さな期待には不都合な真実とばかり一切目もくれない不自然さ。しかし愚痴を言うほどの相手でもあるまい。投資家は記事になる前に、その先を読んでいるのだから。

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七分積金と子ども手当て

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七分積金と聞いて説明できる方は歴史好きの方であろうか。七分積金(しちぶつみきん)とは江戸の三大改革のひとつに数えられる寛政の改革の中に含まれる、明治の開国までつづいた制度である。

現在で言えば災害基金といったところか。当時の町々が積み立てた救荒基金で、町入用の経費を節約した四万両の七割に、幕府からの一万両を加えて基金にした。町入用の経費は、地主が負担し、木戸番銭・手桶・水桶・梯子費用、上水樋・枡の修繕費、道繕・橋掛け替え修繕・下水浚い・付け替えなどに使われた。

ちなみに、この制度はその後の幕府の財政難にも関わらず厳格に運用されて、明治維新の際には総額で170万両の余剰があったという。この資金は明治の開国とともに東京市に接収されて学校の建設や近代的な道路整備などのインフラ事業にあてられた、(引用Wikipediaより)という。

七分積金にいたるおおもとの大改革は誰もが一度は聞いたことのある寛政の改革である。寛政の改革に対する歴史家の評価はここでは触れない。しかし、当時若干15歳の11代将軍家斉と29歳の老中首座松平定信により導入された一制度が100年間後の明治維新まで厳格に運用され後世の人々の社会資本の充実に大いに貢献したという歴史の出来事に驚嘆せざるを得ない。

転じて今のわれわれの状況はと言えば、当然のごとく便益を先食いし、負担を後世に後回しにする決定をしようとしている。小生が30歳の時、大先輩に「老中松平定信は君と同じ30歳で寛政の改革をやったんだよ。」と教えられた日のことはいまでも記憶に新しい。

七分積金とこども手当の差は老中松平定信30歳と今を生きる30歳の違いほど、途方もない隔たりがある。


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AKB48 板野友美の受難

週明けの東京市場は連日の福島原発1号機のメルトダウン報道をうけ、東京電力を中心に電力株が下げ相場を主導し、終日軟調な展開となった。相場のセンチメントとしては、政府の東京電力支援スキ−ムに関して、実行可能なのか、見極めたいところだろう。発表された6つで構成されるスキ−ムは非常に現実的内容で、自民党政権でも同レベルの内容になっていただろう。この支援策で推し進めることで日本経済復興の端緒にするくらいの腹をくくって取り組んで欲しい。今、多くの声を上げない者は理解ある者であろう。

今、アイドル受難の時代である。ことインタ−ネット上でのアイドル、芸能人に対する書き込みの辛辣さは、当人にとっては耐え難いものであろう。おそらくアイドルは自分の名前を検索することをためらうであろう。それが、個人攻撃的な誹謗中傷というより、より現実的な他人には知られたくないことがらであるだろうことが写真入で、何のかかわりもない一般人から解説つきで投稿され伝播するのである。

AKB48の板野友美は愛らしい子である。ネット上では彼女の顔そのものの変遷を時間軸の写真入りでアップするサイトが多い。事の真偽はどうあれ、普通の子なら折れるところだろうが、それにたじろがないプロ根性の持ち主なのかもしれない。インタ−ネットのない中学・高校生時代を過ごした小生にとって、芸能人はどこまでも遠く、触れることのできない存在であったが、現在は正反対で身近な人より気軽に攻撃の対象となってしまう。

週末の東京電力の書き込みと全く根は同じである。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・・もうそろそろ買ってもいいだろう。これでやられたら本望じゃないか。
 ・・・今の日本の状況で80円の為替ってすごい。「市場は常に間違っている」 byジョ−ジ・ソロス