きょうの東京市場は日経平均で小幅高となった。朝方これまでの下げすぎていた銘柄を中心に高い銘柄が多かったが、時間の経過とともに見送り気分に支配され、手づまり感の強い展開となった。相場の体温計ともいえる東京電力が売り物に押され値を消す。本日のトピックともいえる、政府・日銀による為替介入が伝えられると一気に円安に転じ79円〜80円ゾーンに押し戻されるものの、株式市場には株高という形での反応は見られなかった。

朝方から報じられたビックニュ−スは、日立と三菱重工が経営統合するとの報道であった。野球で言えば、巨人と阪神が合併するようなものか。それだけ日本企業は現在苦しい状況なのかと考えさせられた。

両社の統合については、さまざまな解説がなされている。結論はシンプルで、相互補完でシナジ−を生み出し、重複部門のリストラを進められることが統合成功の大前提となる。日本の名門中の名門企業の統合となる。世界から脅威といわれるくらいの成功を期待したい。(dfb)

(9501)東京電力・・・・・・大幅安。450円近辺が目先の関門のようだ。400円接近場面は打診買いを入れる。
(8002)丸紅・・・・・550円割れは買い。
(6665)エルピ−ダ・・・・・公募発表から下落基調だが買い場はここだ。日の丸半導体の先導者として期待。
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