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昨日の東京市場は一時114円まで戻す円安とNY株高といった外部環境を素直に好感する買い物が先行し、終日大幅高圏で推移していた。三菱UFJ、日立製作所、野村證券、三菱重工など重量級が4%以上の値上がりとなる活況ぶりであった。

米大統領選がスーパーチューズデーを通過し、いよいよ候補者の人選が絞られてきた。台風の目はなんと言っても共和党候補のロナルド・トランプだが、もしこのまま突っ走るようなことになれば日本株にとって逆風どころか脅威の存在になる可能性が高い。

彼は過激な発言をすることで周囲の目を自分に引きつける術を心得ている。しかし選挙のための戦術と割り切ったパフォ−マンスとは思えない要素を多分に含む人物であることは過去の日本に対する発言を見れば明らかである。

選挙期間中という熱狂の中での発言はそのまま受けとる必要はないとは言い切れないだろう。クリントン女史が「日中は為替操作国だ」と日本を名指し批判する行為も、熱狂と興奮の中だからしかたないのか。

不安定な政権ほど国外に敵をつくろうとする。日本の近隣諸国の行動は皆それである。アジアの小童ならまだ良いが、超大国アメリカが同レベルの児戯を繰り返す国になるとすれば、恐ろしいことになる。最後はアメリカの良識にすがるしかないのが日本の個人投資家である。
(6088)シグマクシス・・・業績に復調の兆しが出てきた。小粒だがコンサルティングの総合商社のような存在であり、「情報セキュリティ関連」「フィンテック関連」といった切り口が可能であろう。

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