兜町 放浪記

株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す【株式投資 ブログ】です。注目銘柄・話題株・人気株を毎日更新。【個人投資家 ブログ】。投資を通じて経済と人生を学ぶ、個人投資家に支持されるブログであることを目指します。Googleで「兜町」と検索。

2016年12月

今年も一年間ありがとうございました

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2016年も大晦日を迎えることとなりあと数時間を残すのみとなりました。日頃より「兜町放浪記」に立ち寄っていただき、御礼申し上げます。今年の大納会は日経平均株価が19114.37円となり、かろうじて年足が陽線となりました。

しかし、その形は長い下ヒゲを引き、なんとか前年末水準とほぼ変らないところまで戻せたことが精一杯といったところでしょう。米国大統領選挙の結果が予想外ならば、その後の世界の金融市場でトランプラリ−が巻き起こったことも想定外の現象でした。

米選挙終了後の約2ヶ月間を除けば、今年の株式相場は一貫して下げ基調の年となっていました。比較的国内の景気も政治も安定している日本株が売られてきた遠因には、国内の個人投資家層を拡大させるどころかリスクを取っても報われない、資産運用から足が遠のく環境ばかり整備されることにあると考えます。

当欄で何回も繰り返し書きましたが、国民全体の財産である株式市場を考える上でこの現実は直視する必要があります。消費税を上げ、マイナンバ−制度を導入し、課税面の強化ばかりが世の中を締めつけます。証券税制を金融商品の中でリスクに応じたものにすべきです。時限的には0%にしても良いくらいです。

また損益通算が可能な期間も3年間では短すぎます。投資資産を半分に減らすことはいとも簡単ですが、半分から倍にもどすことは相当の時間を要します。元本保証の無い株式売買の利益に銀行や郵便局の利息と同じ税率を課されるのです。利益と損失の相殺可能期間に期限があるほうがおかしいのです。

これ以上この件で書き進めても愚痴っぽい締めくくりとなってしまいます。私の今年得た教訓は「選挙は読めないし、水ものだ」ということです。英国のEU離脱問題の国民投票や米大統領選の前評判でポジションを取ったことで大いに痛い目にあってしまいました。海外問題については経済だけではなく、政治の重大局面にはヤマを張ることに慎重さが欠けていたと反省する年となりました。

みなさん、今年1年間おつかれさまでした。来る2017年も「兜町放浪記」をどうぞよろしくお願い致します。2017年もさまざまな困難にエイッと立ち向かって動じない、少しでも皆様にとって有意義なブログと感じていただける文章を書き綴って行きたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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1年の締めくくり、大納会

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昨日の東京市場は久しぶりに大きな値幅での下げとなり、日経平均は256.58円安に沈んだ。今年のスタ−トである大発会からの急落がトラウマトなり、年越し玉は持ちたくない向きが増えているのだろう。

朝の電車はガラガラ、日中の飲食店やファミレスは中高生で占領されている風情がなんとも年の瀬を感じさせる。朝の寄り付き前の気配を見る限り、大納会の今日は日経平均が19000円の攻防になりそうだ。

今朝の日経紙には黒田日銀総裁の写真が大きく載り、日本経済の好転ぶりをアピ−ルする内容になっている。悲観論ばかりに反応するのは国民性だからしかたが無い。良い事も悪い事も今日で一旦リセット。今年最後の商いは19000円台を確保できれば上出来だろう。
(2488)日本サ−ド・・・・・小型軽量株として乱高下を狙った短期売買が活発。AI関連株として浮上継続。
(3664)モブキャスト・・・・・新株主「でらゲ−社」と関係強化。朝の気配が買い長で賑やかな1日となりそうだ。

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終わりよければすべて良し

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昨日の日経平均はわずかな値幅(80円未満)の中で終始する展開であった。今月後半は連日似たような症状でまさに「買い手控え」といったところだ。

今年の年末年始はお正月休暇が実質4日と短い。来週の水曜日には大発会の取引となり新年相場がスタ−トする。今日と明日の取引が「終わりよければすべて良し」を体現する取引であって欲しいものだ。

政治的な交渉のように年内妥結とか、悪い話題や難しい問題のゴ−ル地点に旧年と新年の区切りを利用しようとする動きはいかにも日本人的発想である。それも悪い事ではなく、むしろそうありたいではないか。

株の世界とて同じ。投資脳の思考順序をリセットし、正月休暇で英気を養い、来たる新年相場に臨みたいものである。
(6191)エボラブルアジア・・・・・株式3分割以降の下値からじょじょに株価は戻し基調となっている。人気株ゆえの需給調整に時間がかかったが7/8高値を突破すれば新展開となろう。
(3679)じげん・・・・・再度1000円台での活躍が期待できる人材関連株。
(7612)ナッツ・・・・・新興低位銘柄としてお年玉銘柄になるだろう。

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庶民の夢

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ここ数日間の株式市場は年末商戦の忙しさとはかけ離れた開店休業の風情である。12月はここ最近の傾向で個人投資家にとって年間の利益調整のための手持ち玉をさばかないといけない事情が勝るようだ。

もう初夢を語る年代でもないが、庶民の夢として若い頃から「利息で暮らす生活」に憧れがあった。考えてみれば普通の仕事をして、厚生年金に加入して勤め上げれば将来年金として返ってくる。形を変えた強制的積み立て貯金箱のようなもので利息とはいかないがよく出来た制度ではないか。

現在の日本では、「金利が上がる」といった経済的経験さえ知らない世代が多くなっている。ほんの十数年前までは金利が上がれば株式投資に無縁の庶民は喜んだものである。私も定期預金のために銀行に並ぶことも珍しくない時代を経験したひとりである。

「金利が上がる=過熱する景気を冷やすため」という感覚を経験している世代でもある。失われた20年に人生の大半を過ごした世代なら、せっかく景気が良いのにもったいないと思うかもしれないが金融調整とはそういうものである。

デフレはインフレの数十倍の悪である。いまだに極端なインフレファイタ−ぶりに興じる学者・評論家の記事を読むことがある。それは大学で「社会主義経済論」を選択したことへの後悔に似た感覚の再現でもある。
(6094)フリ−クアウト・・・・・3000円に突っかけてきた。調整株の多い新興市場のなかでチャ−ト妙味が出てきた。

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ホンダとグ−グルが完全自動運転技術を共同研究

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平成28年の株式相場もあと今週いっぱいとなりラストランを迎える東京市場だ。週末に控える大納会や大発会には日経平均が20000円台に乗せているか予想を立てるのも楽しい年の瀬となり、胸をなでおろす個人投資家も多いことだろう。

このところ高齢ドライバ−が運転する自動車暴走事故が多発している。ニュ−スになる件数もさることながら、アクセルトブレ−キを間違えたり、高速道路を逆走行して気づかない例が後を絶たない。ほぼ毎週のように似たような事故が報じられているということは、そこまで至らない軽微な自損事故はもっと増えていると考えてよい。

運転免許返納運動も都市部のように交通機関が充実する地域と車が無ければ生活できない地方地域では温度が異なるだろう。誰しも認めたくないが、年を重ねれば否応無く判断力が低下する。

その意味で株式市場の人気物色テ−マのひとつである自動運転技術がどこまで進化するのか、その成果に期待が寄せられる社会環境になっている。特に街中走行にまでその技術精度が及べば悲惨な交通事故もぐっと減らすことができるかもしれない。

株式市場での物色テ−マや材料の賞味期限はせいぜい数ヶ月程度かもしれない。しかし、実用化までの技術開発に膨大な労力と時間がかかるのは当然で目先の株価の上下動しか興味が無い、というのは投資ではなく投機にすぎない。その意味で自動運転技術に関連する銘柄群は「投機」ではなく「投資」に最適なグル−プではないだろうか。
(6198)キャリア・・・・・日足チャ−トに力強さ。上場来高値奪還を目指すだろう。
(3541)農業総合研究所・・・・・株価は2点底形成後の出直り初動。年明けの株価に期待感。

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