兜町 放浪記

株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す【株式投資 ブログ】です。注目銘柄・話題株・人気株を毎日更新。【個人投資家 ブログ】。投資を通じて経済と人生を学ぶ、個人投資家に支持されるブログであることを目指します。Googleで「兜町」と検索。

2016年01月

【速報】日銀の奇襲「マイナス金利の見せ方」

 1日1回のクリックにご協力ください。日々更新の励みです・・・


本日の東京市場は黒田日銀総裁の常套手段とも言える、追加緩和策の神通力を効果的に市場に叩きつけるやり方に敬意を表した格好になった。週末と月末が重なり休戦モ−ドにあった市場にあえてミサイルを撃ち込むやり方が黒田流の真骨頂である。

追加緩和の内容がいわゆる「ゼロ金利政策」からさらに踏み込んだ「マイナス金利政策」といった素人の耳目を集めやすいフレ−ズを打ち出してきたことは明日以降の土曜、日曜のニュ−スワイドショ−の格好の話題となろう。

日銀は、この決定を受けて日経平均が急騰したことで「奇襲」「不意打ち」「サプライズ」を印象付けることに一応成功したようだ。

急騰直後の急落でこのままでは日銀も狼少年扱いに終わるかと市場関係者・投資家とも肝をつぶしたが、円相場が121円台に居どころを変えてきたことは大戦果である。なにより黒田日銀総裁の面目が保たれたことの安堵感が来週以降の日本株を下支えしてくれそうである。


↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 今日の記事内容が「参考になった!!」「よかった!!」と評価していただける方はクリックをお願いします。明日の執筆の参考にいたします。

さくらインタ−ネットが一段高

 ↓↓ランキングUPにつながる応援クリックをお願いします!!。毎日更新の励みです・・・


昨日の東京市場は日経平均こそ小安く推移したものの、テ−マ株への集中物色は健在で「主力テ−マ」に位置づけされる「フィンテック関連」「ブロックチェ−ン関連」「AR(拡張現実)関連」に加え「ゲ−ム関連」などが割って入る賑やかな1日であった。

中でも目を引いたのが(3778)さくらインタ−ネットの株価2000円への台替わりだ。連日信用取組の規模をはるかに上回る商いをこなしながら、かつ徐々にその出来高がしぼられてきている。株高により玉回転が緩やかになりながらも上値を切り裂く理想的な展開だ。

このように株高と良好な需給関係を保つ銘柄は、バブル初期に一世を風靡した「含み資産関連株相場」時に大活躍した(9009)京成電鉄相場にそっくりだ。

株価水準が高くなるにつれ値幅を楽に取れるようになると、一段と目先商いの資金を呼び込むこととなる。(3778)さくらインタ−ネットに高値達成感はまだ感じられない。現在の地合いの中では、異次元の強さと人気が継続することになりそうだ。
(3778)さくらインタ−ネット・・・・・乱高下も相場の華。需給勝負と割り切った直感とフィ−リングの戦いに最適。
(6088)シグマクシス・・・・・下値からの戻りを試すタイミングに入った。隠れたテ−マ株と評価される日は近い。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 今日の記事内容が「参考になった!!」「よかった!!」と評価していただける方はクリックをお願いします。明日の執筆の参考にいたします。

「AR(拡張現実)関連株」の物色人気が続く

 1日1回、ランキングバナ−のクリックにご協力ください。日々更新の励みです・・・


昨日の東京市場は日経平均が大幅反発で17000円台を回復してきた。日本時間早朝に取引を終えたNYダウが222.77ドル安と反落していることで今日は17000円が維持できるかの攻防となる。

このところの個別株物色の有望テ−マとして「人工知能(AI)関連株」「フィンテック関連株」「ブロックチェ−ン関連株」につづいて市場で熱気を帯びているのが「AR(拡張現実)関連株」である。

それぞれのカタカナ・アルファベット文字を検索して、時代に取り残されまいと情報を探しても、どうもそれが曖昧にしか脳みそに落ちてこない。

それぞれのテ−マに取り上げられる企業がそれらの新技術を使って大変貌を遂げるのか。例えばスマホ登場によってガンホ−というス−パ−出世株が現れたように、名実ともに大化け企業が今の人気株の中から世に躍り出てほしいではないか。

目新しい材料性のあるテ−マ株は、ITベンチャ−の多い新興市場に多く分布する。それだけ、小粒な株なわけで火がつけば一気に大台破りの新星となる。市場で「AR(拡張現実)関連株」に名前が持ち上がる銘柄を攻めるときだ。
(4312)サイバネットシステム・・・・・ARコンテンツ作成ツ−ルの提供を開始から人気化。4日連続のストップ高をつけており、周知のAR関連株として相場を引っぱる。
(6629)テクノホライズン・・・・株価は300円台のAR関連株として出来高を膨らませている。
(6088)シグマクシス・・・・全般安で上方修正が掻き消される不運。そろそろ切り返しに期待。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 今日の記事内容が「参考になった!!」「よかった!!」と評価していただける方はクリックをお願いします。明日の執筆の参考にいたします。

日本企業の業績で推し量る中国経済の実態

 ↓↓ランキングUPにつながる応援クリックをお願いします!!。毎日更新の励みです・・・


今日の東京市場はNY市場が昨日の下げを取り返す一時300ドルを超える大幅高となっているを好感し、日経平均は17000円回復の攻防となりそうだ。

今朝の日経朝刊の記事に目が釘づけとなった。「セイコ−HD、5割減益」、「日本郵船、2年半ぶり安値」の二つの記事である。ともに中国経済の実態を映すものとなっている。

(8050)セイコ−HDといえば、これまで高級腕時計ブランド「グランドセイコ−」の好調さから腕時計再ブ−ムに乗る一方で外国人観光客の爆買い需要と中国事業の拡大で、インバウンド関連株として上値を追ってきた代表格銘柄である。

四半期業績ではあるが前年同期比5割減とは衝撃的である。それだけ中国経済悪化を指し示す中国株安が実態をともなった株安であることが証明されている。

中国の経済統計では依然として5%を超える成長を公表しているが、ほとんど信用されていない。それよりも個別企業の業績、とりわけ対中事業に傾斜している日本企業の業績悪化の程度が中国経済を推し量る正確なバロメ−タ−だろう。

世界中が気を揉む中国経済の減速ぶりだが、「爆買い」の反意語が流行語になるようでは日本の株高も厳しい。インバウンド消費増が一過性のブ−ムではないことを期待したい。
(4312)サイバネット・・・・・AR(拡張現実)関連株として尻に火がついた。反落場面も押し目買いに分がありそうだ。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 今日の記事内容が「参考になった!!」「よかった!!」と評価していただける方はクリックをお願いします。明日の執筆の参考にいたします。

相場格言もあながち悪くない

 ↓↓現在ランキング13位です。ランクUPの応援クリックをお願いします!!。


新年明けの1月商いも今週で終了となる。冬本番の寒波が続く日本列島だが冬枯れ相場は最終局面にさしかかってきていると思う。株式市場への寒風はすべて海外から吹いてくる。

日経平均が直近の高値をつけた昨年末の12/1、20012円から率にして約20%、値幅で4000円下落し16017円まで調整した。この数字は決して小さなものではない。

厳密な数字にはならないが、国民の株式保有資産の2割が2ヶ月の内に消失したとすると、それに見合うだけの国内の経済状況の変化が要因のひとつであってしかるべきだが、実際にはタレントの不倫疑惑のほうがよっぽど耳目を集める。

昨年末12/1の高値20012円を駆け下りはじめてからすでに約2ヶ月を経過したことになる。相場の定石である「小回り3ヶ月」が作用するなら、来月2月いっぱいで調整一巡感が出てもおかしくない。ちょうど彼岸底にもあたる頃合いで切りが良い。

今日の日経平均はNY株安をうけて一転、反発幅1100円の3分の1程度は吐き出す覚悟が必要だろう。あと1ヶ月の辛抱が長いと見るか、短いと思うか。年を重ねた私には「あと少し」と感じる時間軸だ。
(4312)サイバネット・・・・・AR(拡張現実)関連株が暴騰波動を鮮明にしている。同銘柄もAR関連株として人気がついてきた。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 今日の記事内容が「参考になった!!」「よかった!!」と評価していただける方はクリックをお願いします。明日の執筆の参考にいたします。