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大晦日を迎え本年もあとわずかとなりました。日頃より「兜町放浪記」に立ち寄っていただき、感謝申し上げます。今年の大納会は日経平均株価が19033.71円となり、昨年大納会の17450.77円から9%を超える上昇で取引を終えました。株をやらない人は誰もが株式投資で儲かった年だと単純に考えるでしょうが、果たして9%以上の成果を上げることができた投資家がどれほどいるのでしょうか。
2015年の相場は年初から6月にかけて比較的順調に推移しましたが、10月のチャイナ・ショックで大きく揺らぎ、後半相場は年末高とは言い難い難しい相場となりました。
そのような市場に不満を感じていたのは投資家だけではなかったようです。12月に日銀が繰り出した「量的緩和の補完措置」なる触書が市場を混乱させました。このときの市場の反応が来年の株式市場の立ち回りの難解さを示しているようでトラウマになりはしないか危惧します。
要するに、金融政策を背景とした株式市場への資金流入だけで全体相場が買われるような金融相場再来に期待するのは市場参加者の誰もが無理だとわかっているのでしょう。
来年の株式市場を考える上でこの現実は直視する必要があります。昨年末にも書きましたが、なにより必要なのは株式投資に対する環境整備ではないでしょうか。消費税を上げ、マイナンバ−制度を導入し、課税面の強化ばかりが世の中を締めつけます。株式投資に対する課税制度を10%課税から20%課税に増税したものを元に戻すべきです。損益通算の期間も3年間では短すぎます。投資資産を半分に減らすことはいとも簡単ですが、半分から倍にもどすことは相当の時間を要します。
来たる2016年8月にはリオデジャネイロオリンピックが開催され、当然のことながら閉幕と同時に、いよいよ2020年東京オリンピックが視野に入ることになります。そこまで日本経済が巡航速度で成長軌道に乗れば、株式市場の安定につながるでしょう。長期的には2020年に向け、スタ−ティングブロックに足をかける年になるのです。
今年1年間おつかれさまでした。来る2016年も「兜町放浪記」をどうぞよろしくお願い致します。これからも「兜町放浪記」は、株式投資を中心に時の政治・経済・文化・社会をテ−マに日々更新します。2016年相場の荒波にめげることなく、皆様にとって有意義なブログでありたいと思います。
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大晦日を迎え本年もあとわずかとなりました。日頃より「兜町放浪記」に立ち寄っていただき、感謝申し上げます。今年の大納会は日経平均株価が19033.71円となり、昨年大納会の17450.77円から9%を超える上昇で取引を終えました。株をやらない人は誰もが株式投資で儲かった年だと単純に考えるでしょうが、果たして9%以上の成果を上げることができた投資家がどれほどいるのでしょうか。
2015年の相場は年初から6月にかけて比較的順調に推移しましたが、10月のチャイナ・ショックで大きく揺らぎ、後半相場は年末高とは言い難い難しい相場となりました。
そのような市場に不満を感じていたのは投資家だけではなかったようです。12月に日銀が繰り出した「量的緩和の補完措置」なる触書が市場を混乱させました。このときの市場の反応が来年の株式市場の立ち回りの難解さを示しているようでトラウマになりはしないか危惧します。
要するに、金融政策を背景とした株式市場への資金流入だけで全体相場が買われるような金融相場再来に期待するのは市場参加者の誰もが無理だとわかっているのでしょう。
来年の株式市場を考える上でこの現実は直視する必要があります。昨年末にも書きましたが、なにより必要なのは株式投資に対する環境整備ではないでしょうか。消費税を上げ、マイナンバ−制度を導入し、課税面の強化ばかりが世の中を締めつけます。株式投資に対する課税制度を10%課税から20%課税に増税したものを元に戻すべきです。損益通算の期間も3年間では短すぎます。投資資産を半分に減らすことはいとも簡単ですが、半分から倍にもどすことは相当の時間を要します。
来たる2016年8月にはリオデジャネイロオリンピックが開催され、当然のことながら閉幕と同時に、いよいよ2020年東京オリンピックが視野に入ることになります。そこまで日本経済が巡航速度で成長軌道に乗れば、株式市場の安定につながるでしょう。長期的には2020年に向け、スタ−ティングブロックに足をかける年になるのです。
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