兜町 放浪記

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2015年07月

TPP関連株

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今日の東京市場はNYダウの急反発を受けて押し目買い気運が高まりそうだ。このところの不安定な中国株式市場の動きに対してNYダウは過剰反応しない。心配事を探して回る東京市場とは一線を画するところが頼もしく見えてしまう。

28日にも大筋合意に達するのではないかと伝えられているTPP交渉だが、どのような着地点となるのか、特に農業分野でどこまで米国を押し込めるのか、または日本側が譲歩するのかが政治ニュ−ス的には関心事となる。

経済ニュ−スとしての視点では、今後のTPPをめぐる日本企業のメリット・デメリットに関係する銘柄探しが熱を帯びてこよう。

TPP交渉の難関であったのが農業分野の妥結であり、一部農産物を聖域として認めるかどうかで日米がなかなか合意に至らずここまで時間を要した。TPPが脅威となるとされるのが農産物の生産現場であり、今後はこの農業分野における省力化投資・設備投資に踏み切る国内・国外農家が増えることだろう。

昨日はさっそく(6334)明治機械などが急反発して人気化していたが、農機・自動化ロボットなど高齢化と人手不足が深刻化する農業生産現場の省力化にビジネスチャンスを見出すTPP関連銘柄探しが本格化しそうだ。

(8423)アクリ−ティブ・・・・・押してもすかさず切り返す粘り腰がでてきた。
(6334)明治機械・・・・・コテコテの仕手株。TPP関連株の側面から人気化持続へ。
(6325)タカキタ・・・・・昔の高北農機。有力農機メ−カ−と関係が深い。

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中国株安の鑑賞会

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今日の東京市場は昨日の上海総合指数が8.48%の大幅下落をしたことの余波が継続し、朝から売り先行ではじまる。日経平均が600円を超す下げとなった七夕ショックのような愚かな狼狽売りはないだろう。

NYダウも通常の範囲の下げであり、その点はさすがである。日本株がおかしな下げを演じても、NYダウも中国株にもさしたる影響はない。

日経平均が6年前の安値7,054.98円をつけた頃、世界で東京市場だけが音も立てずに静かに崩壊していた時期があった。その時、海外市場は高値更新に沸き立っていたことを思い出す。

ここは中国株に運命を託す愚かさは戒めたい。中国株安があろうと中国上場企業と日本企業は違うのである。しかも圧倒的に。日本株が騒ぎ立てるようにジタバタするのはなんともみっともないではないか。


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今週の銘柄チェックリスト(7/27〜7/31)

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今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。今週は8月相場入りを控え、月内最終週でもあり全般弱含みの展開を予想する。週末のNY株が大きく反落していることで週初は安いスタ−トとなりそうだ。

消費税増税から1年が過ぎ、増税による駆け込み需要の反動減を言い訳できなくなる最初の四半期決算が各社これから出揃ってくる。

先週末には日産自動車、富士重工業が北米自動車市場をうまく取り込み業績も絶好調であると観測記事が流れていた。為替が120円台が地相場となり海外で稼ぐ企業が潤う傾向がはっきりしてくれば投資家の物色方針も鮮明化するだろう。

今週の31日、来月1週目・2週目の週末金曜日に各社の第1四半期の業績発表がピ−クを向かえる。手持ち株の「持ち越し・処分売り」の判断を迫られる重要なイベントだ。お手持ち株が何月何日に業績開示を予定しているかのチェックはこのサイトが便利である。
(3816)大和コンピュ−タ−・・・・・短期株価3倍化達成。今週はどうなるか。
(6096)レアジョブ・・・・・寝耳に水の資本提携に株価が沸き立つ。
(8123)川辺・・・・・インバウンド消費関連の新興低位銘柄として。チャ−トの煮詰まり具合がなんとも良い。

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渡りに船の中国脅威論を利用する政府

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中国による東シナ海沖の日中中間線を中国側に位置する海域でのガス田開発の様子を日本政府がこのタイミングで航空写真等の公開に踏み切った。

いまや中国無法者論は十分に国民に浸透している。現地日本企業を破壊と略奪の対象にした反日暴動、尖閣沖での中国船舶による体当たり行為などを映像で目に焼きつけた日本国民は等しく嫌悪感を抱いているはずだ。

冷戦時代のロシア脅威論にはイマイチ切迫感がなかった日本人も、直ぐそばで怒鳴り散らす中国にはさすがに目が覚めたからこれは政治的には使えるネタである。

安保法制の強行採決が想定外の不人気政策となり支持率を急降下させている安倍政権にとって、その信念を正当化させるには「中国危機」を煽るに限る。普段は厄介な政治的な棘も、今回ばかりは有効利用できると踏んだのだろう。

つい数十年前まで人民服が自転車に乗っていたような国が、日本の馬鹿がつくようなお人良し技術移転と工場進出から力をつけた。いまの中国は間違いなく日本の作品だ。

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日経がフィナンシャル・タイムズ(FT)買収

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今日の東京市場は小安い展開となりそうだ。中国株がいまのところ底入れの印象を与える動きとなっており、積極的には売り込みにくい地合いだ。

今朝の日経の大見出しが「日経がフィナンシャル・タイムズ(FT)買収」である。歴史ある海外経済紙を飲み込んだことでさぞ鼻高々、意気揚々だろう。

その記事を読んでいて、全くなっていない内容に驚かされる。肝心の買収効果についてどこにも触れられていないのだ。表面的な読者数の増加程度のことは足し算すれば数が増えるのは当たり前の話で意味が無い。

新聞社としての収益力・損益にどういった買収効果が期待できるのか全く書く気がない。記者はよその会社の観測記事を書けても、自分のところはさすがに気が引けるのか。製造業の買収・身売り・合併・統合にはその後の経営に疑問符をつける記事を平気で書くが、である。

私も購読者として、今回の買収が日本経済新聞社の業績にどのような効果があるのか、普段の企業業績を記事にするのと同様に書くべきだし、知りたいと思う。経済紙を名乗るなら日経自身のIRをしっかりやるべきだ。

(2120)ネクスト・・・1000円台を固め一段高へ飛躍期待。
(6918)アバ−ルデ−タ・・・・・材料の切り口満載。業績進捗が焦点。

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