兜町 放浪記

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2015年06月

下げにも種類がある

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昨日の東京市場はギリシャ国民投票が決定したこと、上海総合指数安も追打ちをかけ4日続落となった。今日の取引では前日の大幅安を修正する動きとなるか、日経平均で20000円割れで推移するかの様子見スタ−トとなる。

株式市場の下げにもいろいろある。「良い下げ、悪い下げ、普通の下げ」。「原因のある下げ、原因不明の下げ」、「経済に関係する下げ、経済とは無関係の下げ」、「静かな下げ、狼狽する下げ」。

どれに該当するかといえば、「普通の下げ」ではないか。今回の下げは、世界的な消費の落ち込みとか主要国の景気後退などといった景気循環による経済の調整からきたわけではない。

見方を変えれば、買えるか・買えないかの判断待ちの材料に対し、買えない出目が出たことから、「とりあえず売り」となったと言える。

今回のギリシャショックにより、世界の株式時価総額はいくら減少したのだろう。おそらくギリシャ人がもう1回や2回、いい思いができるほどの途方もない額であろう。4年に1度しか注目されなかった国が世界経済のハンドルをグリップするなんて、なんとも無謀な話である。
(1803)清水建設・・・・・大手ゼネコンの中で異色の強さがある。こてこての内需株に買い安心感十分。
(3407)旭化成・・・・・上記清水建設と株価レ−スが楽しみ。
(8202)ラオックス・・・・・じっくり押し目を仕込みたい銘柄。

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今週の銘柄チェックリスト(6/29〜7/3)

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今週、監視する主な銘柄は以下のとおり。6月も最終週となる今週だが、週明けの相場はギリシャ情勢に対する警戒感の高まりから世界の株式市場が一時的にプチショック安となるかもしれない。

この件ではこれまでも幾度となく内外の株式・為替市場が振り回されてきたが、ギリシャが国民投票実施を決めたことで、マ−ケットからはまたもや結論の先送りと受け取られるだろう。

事態の好転・波乱を織り込めど織り込めど裏切られてきたマ−ケットが逆ギレするような展開を予感させる。選挙日は7月5日だから今週は国民投票の結果予想に一喜一憂する場面がありそうだ。

日本株にとってはギリシャの混乱が日本固有の悪材料ではないことを認識する投資家の立ち回り方が注目される。この問題で日本企業の収益が傷むことは少なく、円高・株安という形で過剰反応するのは如何なものか。これまで出遅れた個人投資家にとっては格好の押し目買いの週となるのではないか。
(4579)ラクオリア創薬・・・・・バイオ株人気継続で物色の矛先が向かう。
(4736)日本ラッド・・・・・3日連続ストップ高と気を吐いている。2005年12月高値790円を試すか。
(1803)清水建設・・・・・ここから押し目は天与の買い場。チャ−トは大相場途上。

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大台替わりは大暴れの習性

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長い間株式投資を経験すると、株価の習性のようなものが見えてくる。統計をとったわけではないので思い過ごしかもしれないが、それを基にした投資スタンスを現在でもとることがとても多い。

株価が大台に乗せると、途端に値動きにスピ−ド感が増す銘柄を幾度と無く見てきた。その典型的な例が「株価の1000円乗せ後」である。

一昔前まで、1日の値幅制限は3桁株価の銘柄は100円、4桁に乗せて200円となった。つまり1日の可能上げ幅が2倍になる。現在ではさらに値幅が拡大して150円と300円なっている。

極端な例えだが、株は「4桁に乗ったら買い」のイメ−ジがあった。600円前後の株が、850円とか900円になっても見送っていたのに、1000円になったら買いを決め込むのである。「大台替わり銘柄は大暴れ候補だ」という視点は今でも持ち続けている。

それが長年、300円台で推移してきたものが500円に台替わりしたときも同様である。出来高とか業績とかは横において、台替わり銘柄につく。これまでも不思議と1010円や510円が高値になって終わる銘柄に出くわしたことは無い。あらかた1200円前後、600円程度までは勢いで取ってくる銘柄が多いとの実感である。

(2342)トランスジェニック・・・1050円は4桁のせ2日目。
(4736)日本ラッド・・・株価は500円台替りからの値幅取り候補。ただし一流のクセ悪株。


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漫才ブ−ム

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今日の東京市場はギリシャ問題の再燃からNYダウが178ドルの反落となったことをうけ、小安いスタ−トのあと様子見ム−ドが強まりそうだ。

それにしてもギリシャ問題ほど同じネタの繰り返しにもかかわらず市場が飽きずに反応するのもどうかと思ってしまう。この問題に関しては、「織り込み済み」「悪材料出尽くし」といった市場参加者のコンセンサス形成を期待する気も失せてしまう。

中学生の頃、いわゆる「漫才ブ−ム」を経験した。現在のテレビ番組でお笑い芸人を目にしない日は無いが、彼らの仕事は「しゃべり」であってネタをやるわけではない。

あの頃はB&B、ツ−ビ−ト、ざ・ぼんちといった顔ぶれが毎週・毎日テレビに登場する時期が半年〜1年続いただろうか。それでも同じネタの繰り返しになることなく、微妙にネタを差し替えながら観客を沸かせていた。「昨日と同じかよ、」なんてことはなかった。一度聞いた漫才ほど興ざめするものはない。

株式市場の売り材料にも、買い材料にも鮮度がある。いつまでも同じ材料で一方通行の相場になるのは、市場のオ−バ−シュ−トだろう。個別銘柄を見る上でもこの視点は大切である。
(3653)モルフォ・・・日々公表解除。じっくり上昇トレンドを刻みそうだ。
(8201)さが美・・・市場の調整日にむくむくと上がるのは材料株の本分だ。

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大引け買いの寄り付き売り

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昨日の東京市場は終日堅調に推移し日経平均はしっかり、20800円台をつけ15年ぶりの水準となっている。ギリシャ問題が今週中にも決着かとの思惑が売りを引っ込ませ、内需関連株が幅広く買い進まれる1日だった。

分単位のデイトレ−ドに明け暮れていると、1日のボラティリティに乏しい銘柄を無視する傾向がある。これはと思う銘柄情報が引っかかってきた時、まず時系列株価で日々の高安幅をパッと見ては妙味あるなしをジャッジする癖がついてしまっている。

全般相場がじり高を刻むとき、1日の上昇幅に入り込む余地が無いけれど、日足ではこつこつと陽線を重ねていく銘柄がある。今で言えば業種的には化学・地銀・小型鉄鋼あたりだろうか。

そのような株には、東京市場の引け後の海外で波乱さえなければ、「明日の寄り付きも小高くはじまりそうだ」といった買い安心感がある。日中5円抜くのは容易でないが、明日の寄り付きは10円高で寄るだろうと思わせる流れだ。

そういった銘柄は会社も株価も地味である。加えて業績も堅実であれば申し分ない。そうした銘柄を探していきたい相場環境ではないか。
(8202)ラオックス・・・・・インバウンド関連株の代名詞。500円台も時間の問題。
(4183)三井化学・・・・・株価はモッサリ動く。その鈍重さが安心感でもある。
(4208)宇部興産・・・・・この株が動き出すときは全体相場が相当強いときだ。
(2342)トランスジェニック・・・・・4桁で大暴れしそうな気配濃厚だ。

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