兜町 放浪記

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2015年01月

決算評価のむずかしさ

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今日の東京市場は、NY市場の反発を確認したことで買戻し気運が高まりそうだ。円相場も118円台で穏やかな動きとなっており波乱の週末は回避された。

企業業績の公表が本日488社予定されている。数の上では本日がピ−ク。来月第1週目まではまだまだ有名どころが控えており気が抜けない。

そうした中でもやはり決算評価の難しさを毎回毎回痛感するのである。例えば表面上で増収増益にもかかわらず、進捗率が第3四半期なら75%を超えていないとする。それはきちっと4等分して利益計上できる業態ではないだけで通期で見れば毎年結果を出すのに市場評価は平気で「失望」という評価を下すこともある。

あるいは市場コンセンサスという勝手な強気見通しを喧伝され、企業の出す収益見通しどうりの優秀な決算を出しても、訳のわからないアナリストの直感とフィ−リング程度の作文に殺されることもある。

今日の市場の動きで注目したいのは(6810)日立マクセルである。ご存知のとおり昨年3月、株価は公募割れで上場したあと突然の下方修正を発表。最悪の立ち回りを演じてきた銘柄である。その会社が昨日、第3四半期決算を公表し、経常利益ベ−スで下方修正値をすでに上回ってきた。

駄目なものはダメとなるか、サプライズと評価されるか。いつになっても決算評価は難しいものである。

(3690)ロックオン・・・・売り物も枯れ切ってきた。そろそろ動意づくときだ。


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原油市場とGPIF買い

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今朝の日経に、ここ数日の東京市場がNY市場の下げに追随しない要因について、クジラ(GPIF)の買いがあるのではないかと書かれている。

たしかに、昨日はNYダウの300ドル安をうけての取引で、いつもなら日経平均で300円安〜400円安を覚悟した投資家がほとんどであっただろう。アップルの好調な決算内容が伝えられていた背景はあるものの寄り付きがその日の安値となり結局プラス引けまで戻す展開は出来過ぎだろう。

今日も原油価格が5年ぶりの安値となっていること嫌気し、NY株が続落している。資源を持たない日本にとって、原油安はまことに喜ばしい現象だ。そろそろ赤飯を炊く準備をはじめるときだ。

エネルギ−を使う側にとってはメリットとして市場で評価される銘柄があって良いはずだ。海運・空運・電力等、単純で素直に原油安を好感する相場にならないと春の気配を感じることなく時間だけが過ぎ去って行くつまらないものになる。

(7844)マ−ベラス・・・・・昔、この会社の株主総会のあとの懇親会でサンドイッチと軽食が出たことを思い出す。ゲ−ムソフトを優待で貰ったが、ゲ−ムをしない私はソフト屋に売りに行ったが、1本100円だった記憶がある。
(3179)シュッピン・・・・・年初来高値更新。2000円相場へ。
(6810)日立マクセル・・・・・公募価格奪還へ環境が整ってきた。

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ウェアラブル端末はヒットするのか

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昨日の東京市場は日経平均が約300円高となり日中足を見ても久しぶりに引き締まった展開であった。今朝取引を終えたNY市場が対照的に大幅下落となっており皮肉にも行って来いを演じる一日となりそうだ。

電器量販店ではスマホ・タブレットに並び、ウェアラブル端末を店頭に置くところが増えてきた。形はほぼ腕時計タイプが主流だが、なにもその形にこだわる意味がわからない。

私は数年前から「万歩計」を首からぶら下げて生活している。たしか土曜日の日経特別版で売れ筋商品紹介としてランキングトップなっていた商品をその日の内に購入した。

いまではスマホの無料アプリにもある「万歩計」だが、首からぶら下げる行為自体が、実はウェアラブルとなるわけだ。

ウェアラブル端末で先行しているとされるSAMSUNGだが、韓国国内に有力な時計メ−カ−や時計文化自体を持たない。その意味で日系企業の時計部品メ−カ−に何らかの触手が伸びるのではと勘繰るのも無駄ではないだろう。

(7771)日本精密にその思惑は通じないだろうか。最近の動き、株主構成等、なにやらキナ臭いものを感じて監視しているのだが。

(6810)日立マクセル・・・日立を冠する企業の業績が堅調だ。ここはSAMSUNGの業績鈍化をモロに食ったが、ウェアラブル関連の本命でもある。


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ギリシャ総選挙で緊縮財政に反対派が勝利

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昨日の東京市場は寄り付き直後の下落水準から一段安とはならずなんとか踏みとどまる展開となった。一時日経平均で200円超の下げを見せたが、その後の切り返しで180円程の戻しを演じているがこれを相場の強さと表現するのはどうかと思う。

指数に引っ張られた側面が大きく、個別株は明らかに調整したがっているようだ。日経平均の挙動で個別銘柄の相場観を楽天的に考えるとヤラれるから十分注意だ。

ギリシャ総選挙で緊縮財政に反対する急進左派連合が勝利した。東京市場はこの手の材料を消化するのが苦手なところがある。結局NY市場の様子を見てから動くことになり、生徒が先生の口ぶりを真似るのである。

選挙といえば、昨年末に行われた衆院総選挙で与党が圧勝し、自国に超安定長期政権が誕生したばかりだが、マ−ケットは全く反応していない。他国の選挙結果に振り回されるのもほどほどしてほしいものだ。

(3681)ブイキュ−ブ・・・・・・チャ−トは枯れ切った状況からの急伸。
(6497)ハマイ・・・・「MIRAI]関連株の代名詞となれば天井は相当高いだろう。

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今週の銘柄チェックリスト(1/26〜1/30)

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今週の東京市場は、各企業の第3四半期決算公表が本格化してくる。月末と重なる今週金曜日がピ−クの493社を予定しており2月の第2週目までは決算内容の評価をめぐって株価も上へ下へと動意づく場面が増える季節である。

特に第3四半期決算発表では、おおよその通期決算の目途が立つため業績修正に踏み切る会社が多くなる。今回は11月の異次元緩和第2弾により、円安が一段と進んだ状況を踏まえてのものとなるため、メリットを享受する企業の業績拡大に期待感が高まる。

ここで増額修正銘柄の値運びが織り込み済みと印象付けられるものであるなら、今年の前半相場はかなり厳しいものとなるだろう。

予想に反して下方修正に沈む銘柄は容赦なく叩き売られる。「好業績を素直に好感する相場つきだ」と投資家が感じ取れるかどうかが重要で、まさに正面場となる週である。
(6814)古野電気・・・昨年10月の年初来高値を視界に入れた。
(4617)中国塗料・・・適度な仕手性を備えた材料株。1084円を抜きにくるタイミング。
(8050)セイコ−・・・・・腕時計ブ−ムから相場の持続性は確かなもの。

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